ママチャリの修理と言っても、大手のチェーン店もあれば、個人店もある。
どっちのほうが修理スキルが高いのか?という話をよく聞くのですが、お店による、というのが正解。
チェーン店の場合
チェーン店の場合、会社内のプログラムで一定のスキルが身に付くようになっていることが多い。
とは言え、店内にはベテラン店員もいれば、アルバイト店員もいるため、誰が修理を担当するのかは未知数。
チェーン店の問題は、スキルが人によって違い過ぎるために安定したサービスとなっていないことが多いように感じます。
とは言え、昔に比べるとチェーン店のスキルは格段に上がっています。
大手ではきちんと新入社員に教育をしてから現場に投入するのですが、実際の修理は実戦経験が豊富なほうがやはり有利と言えます。
個人店の場合
個人店の場合、やはり腕一本で独立開業したような人が多いため、スキルは高い傾向にあります。
とは言っても、残念なくらい作業スキルが低い店もあれば、修理を失敗しまくるような修理店もあるのが実情。
そのため、実際のスキルは頼んでみないとわかりません。
個人店の多くは真面目に修理をしていますが、残念ながらインターネット上の情報を操作するような修理店もごく一部存在する。
いまだ口コミ代行サービスを使って、いい口コミが揃うようにしている修理店も残念ながら存在する。
大手チェーン店の場合、企業としてのコンプライアンスからそのようなサービスに手を出すことはないし、個人店でも倫理的な常識として、口コミ代行サービスを使うようなことはしない。
ごく一部、ありえないような高評価が並んでいる修理店もあるので、気を付けたほうがいいだろう。
立ち合いを求めるのが一般的
出張自転車修理店のほとんどは、まず故障個所と故障内容を明確にするため、お客さんに立ち合いを求めます。
いくら電話やメールで話を聞いても、お客さんと修理担当者の間でうまく伝わっていないこともあるため、どのような不具合なのかを立ち会って確認します。
ところがごく一部では、お客さんが不在中でも修理しておくということもあるらしく、トラブルの原因となっています。
見当違いのところを修理したり、不必要なところを修理したり、違う自転車を修理したりなど・・・
故障個所と故障内容の確認は、必ずお客さんが立ち会うことを求めます。
そうでないと想像で修理することになり、的外れな修理をする結果にもなりうる。
不在中に修理しておいてくれるというのはある意味では便利なように見えますが、実際には損をする恐れも高い。
実際の修理中も全て立ち会う必要は無いにしろ、どのような不具合なのかをチェックする段階では立ち合いを求める修理店を選ぶのが常識と言っていいだろう。