自転車のパンクの主な原因は、空気が足りないことによるパンクです。
約7割のパンクは、空気をしっかり入れておけば防ぐことが可能。
ただしごくまれに、空気を入れすぎたことによりパンクすることもあります。
タイヤの劣化
自転車のタイヤはゴムで出来ていますが、タイヤの全てがゴムで出来ているわけではありません。
タイヤ表面のゴムを剥がすと、ケーシングという繊維の層が出てきます。
ケーシング層は細かい繊維によってタイヤの形を保つように出来ています。
しかしタイヤを長期間使っているうちに、タイヤは劣化します。
タイヤ表面のゴムが磨耗してツルツルになるだけではなく、ケーシングの繊維層がほつれて破壊されている場合もあります。
そのような状態のときに、必要量を越えた空気圧にしてしまうと、タイヤが空気圧に負けてバーストしてしまうこともあります。
では、空気が少ないほうがいいの?
だからといって空気を少なめにすれば、今度は空気圧不足によりパンクします。
タイヤが劣化しているときには、躊躇わずに新品タイヤに交換してしまうほうがいいでしょう。
中古自転車店に行くと、料金ゼロのタイヤが置いてあることがあります。
中古のタイヤは表面のゴムがまだ大丈夫そうに見えても、劣化が進んでいることも多いため、日常使いには向きません。
当たり前ですが、新品タイヤに交換しましょう。
タダということは、売り物にはならないからタダなのです。
ゴミを捨てるにもお金がかかるため、タダでいいから持って帰って欲しいもの。
なお悪徳な自転車店の中には、このような古タイヤをタダでもらってきてお客様の自転車につけて料金を請求するところもあるようです。
十分注意しましょう。