自転車店のサービス内容に「空気入れ」があるが、無料で空気を入れてくれるところもあれば、有料の自転車店もある。
自転車店も空気を入れるために作業するのだから、作業して無料になるのは必ずしも好ましくはない。
けどお客さんの立場からすれば、「それくらいタダでやってよ!」と思う人もいる。
自転車店が抱える悩み
どんな業態でも共通することだが、他人に作業してもらった以上はお金を払うのが筋。
しかし空気入れのように短時間で済む作業に対して、費用が発生するとは思わない人も。
「空気入れ有料」にすると、ケチな自転車屋だと思う人すらいるから驚きます。
それくらいタダでやってよと思う人や、チェーン店なら無料だし…と考える人も。
空気入れ自体は難しい作業でもなく誰にでもできる。
それゆえに「空気を入れてもらうことに対価を払う」という価値観がない人もいるので、有料にするとトラブルになることすらあるのが現実。
じゃあ、空気入れを置いておくからお客さんで勝手に使ってくれ…とした場合、どうなると思いますか?
答えは「数ヶ月後には空気入れが壊される」。
空気入れは難しい作業でもないし、よほど手荒なマネでもしない限りはそうそう壊れるようなものではない。
しかし雑に扱って壊されることはよくある話。
数ヶ月で壊されるとなるとお客さんに勝手に使わせるのも躊躇うし、かといって有料で作業するとケチな自転車店だと思われる。
自転車店の空気入れサービスは、なかなかややこしいのが現実です。
他人に作業してもらったら対価が発生するのは当たり前
無料であったり安いことが必ずしもいいこととは限らなくて、作業してもらったら相応の対価を払うことが当たり前。
安ければサービスがいいとか、無料だからサービスがいいという発想は捨てたほうがいい。
空気入れも高いものではないし、一家に一つはあったほうがいいでしょう。