通勤通学のためにクロスバイクを購入する方が増えています。
クロスバイクを買うと反射板が付いてくることはよくありますが、リアライトは別売りが基本。
リアライトの選び方について解説。
※フロントライトのおすすめはこちら。
クロスバイクで通勤や通学をする人が増えています。 ママチャリの場合は自転車にライトが付属してくることが一般的ですが、クロスバイクなどのスポーツ自転車の場合は原則として別売り。 どのライトを買ったらいいのか迷う人が多いようなので、運営者独自視点で5つセレクト。 クロスバイクのフロントライト ...
リアライトの役目
夜間自転車に乗るときには、法律上フロントライトは必須。
リアライトについては、反射板が付いていれば必須ではない。
フロントライトは前方の視野を確保することと、歩行者や対向車に自転車の存在に気が付いてもらうこと(被視認性)。
リアライトの目的は、後続車に自転車の存在をアピールし、追突の防止や追越し時の車間距離を取ってもらうこと。
反射板よりもリアライトのほうが後続車に早く気が付いてもらえるメリットがある。
被視認性を高め、安全性を確保するにはリアライトがおすすめ。
最近では、日中もリアライトを点滅させることで、安全性を高めようという動きもよく見られる。
夜間の被視認性を高める目的で、リアライトを二つつける人も。
リアライトもフロントライトと同様に、点滅でも違反にはならない。
色は赤色と決まっているので、白色尾灯は違反になる。
リアライトの多くは、常時点灯モード、点滅モードの両方を選べるが、一部モデルでは加速度センサーがついており、ブレーキを掛けて減速するとより明るく光るブレーキライト効果を持つものもある。
リアライトを付ける場所
クロスバイクにリアライトをつける場合、サドルの下(シートポスト)もしくはフレームの右側(右シートステイ)につけるのが一般的。
自転車は車道の左側を走るルールなので、フレームにつける場合は右側にリアライトを付けることで、後続車からの被視認性を高めることができる。
サドルの下(シートポスト)につける場合、サドルバッグがついているとリアライトをつけることができない。
このようにリアライトや反射板が隠れてしまうため、後続車からは見えづらくなってしまう。
その場合、フレームにつけるのがいい。
ほとんどのリアライトは、サドルの下(シートポスト)でもフレームでもどちらでも設置できるアタッチメントが付属してくる。
稀にフレーム専用のリアライトもあるので、まずはどこにリアライトをつけるかを決めて、その上でリアライトを選ぶといい。
おすすめリアライト5選
フロントライトと同様に、自転車用ライトは大手メーカーのキャットアイがおすすめ。
キャットアイ タイトキネティック
自転車用ライト最大手のキャットアイ、タイトキネティック。
5個のLED高輝度ライトで被視認性もよく、点灯モード、点滅モード2種の3モードを装備。
タイトキネティックには加速度センサーによるブレーキライト機能もついている。
減速がかかると、より強く光るのが特徴。
ブレーキライト機能により、後続車の追突を防止する役目を持つ。
https://www.cateye.com/jp/products/safety_lights/TL-LD180K/
取り付けも簡単で、ダイヤルを締めれば設置完了する工具不要タイプ。
円柱状の場所であれば設置できるため、サドルの下(シートポスト)でもフレームでも取り付け可能。
モード | 持続時間の目安 |
ロー | 約70時間 |
点滅 | 約160時間 |
ラピッドモード | 約140時間 |
単4電池タイプ。
定価は税別3000円。
キャットアイ ラピッドマイクロ オート
キャットアイ TL-AU620-R RAPID micro AUTO ラピッドマイクロオート リアライト セーフティライト CATEYE 軽量 自動点灯 自動消灯 bebike
ラピッドマイクロオートの特徴は、明るさ&振動センサーがついているため、暗いところで走行振動を検知すると強制的に点灯する機能が付いていること。
日中のトンネル内でも安心して使うことが出来る。
発光パターンも豊富で点灯モード、点滅モードのほかオルタネイト(2つのLEDが交互に点滅)も装備。
やや小ぶりなライトでも、十分な被視認性を得ることが出来ます。
取り付け部はゴム製のバンドを使うため、円柱状のなっているところであれば設置可能。
モード | 持続時間の目安 |
点灯 | 約6時間 |
オルタネイト | 約24時間 |
ラピッド | 約35時間 |
こちらはUSB充電タイプ。
お値段は税別3900円。
キャットアイ ORB(オーブ)
こちらは高輝度LEDライト一つのみの簡易版、ORB。
USB充電式、ラバーバンド止めなので円柱状の場所であれば設置可能(シートポストやフレームなど)。
廉価なリアライトとはいえ、点灯、点滅、ラピッドの3モードを搭載。
モード | 持続時間の目安 |
点灯 | 約2.5時間 |
点滅 | 約5時間 |
ラピッド | 約5時間 |
小ぶりなライトなため、バッテリーの持ち時間はそれほど長くないので、充電するのが面倒な人には向かない。
こちらのコイン電池モデルもある。
コイン電池モデルのほうがバッテリーの持ちがいいので、頻繁に充電するのが面倒な人はこちらのほうがいい。
モード | 持続時間の目安 |
点灯 | 約50時間 |
点滅 | 約100時間 |
ラピッド | 約100時間 |
コイン電池モデルは税別1600円。
USB充電モデルは税別2100円。
キャットアイ RAPID X2 KINETIC
ラピッドX2キネティックの特徴は、まず高輝度LEDライトの数が多く、明るいこと。
被視認性を最上級まで高めることが出来るリアライトの最高峰の一つ。
キャットアイで「キネティック」と付くモデルには加速度センサーがついており、ブレーキライトとしての機能を持つ。
これにより後続車が追突してくることを防ぐこともできる。
モード | 持続時間の目安 |
ロー | 約5時間 |
点滅 | 約30時間 |
ラピッド | 約16時間 |
USB充電式で、ラバーバンドによる装着。
定価は税別6000円とちょっとお高めだが、通販だと4000円台で購入できることが多い。
ガシロン W06
近年自転車界で注目を浴びているコスパがいいブランド、ガシロン。
中国のメーカーですが、圧倒的なコストパフォーマンスで人気が上がっているリアライトです。
USB充電式で、振動センサーと明るさセンサーが付いているため、暗いところで走行振動を検知すると自動発光。
ただしモードは点滅のみで、おおよその持続時間は約27時間になっているモデル。
通勤通学の安全性に
クロスバイクを購入すると、反射板(リフレクター)が付いてくることは多いですが、リアライトは原則として別売り。
最近は日中でもリアライトを点滅させることで、安全性を高めてクロスバイクに乗る人も増えている。
乾電池式(コイン電池式)のほうが持続時間が長いので、充電の手間が面倒だという人は電池式のほうがおすすめ。
USB充電式であれば、PCがあれば充電できるのも嬉しいところ。
いかがでしたか?
今やクロスバイクに乗る人は、リアライトは必需品。
ダブルリアライトにしている人もいるくらい。
夜間に乗ることが多いなら、リアライトを買ってより安全運転を心がけましょう。