元々クロスバイクというと、ブレーキはVブレーキという、リムを挟んで止めるものが主流でした。
今はディスクブレーキが増えています。
ディスクブレーキのほうが高性能と思われがちですが、どっちを選ぶべきなのでしょうか?
ディスクブレーキとリムブレーキのメリット・デメリット
ディスクブレーキもリムブレーキも、それぞれにメリットとデメリットがあるのでまとめました。
リムブレーキ | ディスクブレーキ | |
値段 | ディスク車よりも安い | リムブレーキ車よりも高い |
重量 | 軽い | 重い |
晴れの日のブレーキング力 | 同じくらい | 同じくらい |
雨の日のブレーキング力 | 明らかに低下する | 多少低下するものの十分効く |
まずは値段と重量から。
定番クロスバイクというと、昔からジャイアントのエスケープR3が有名。
https://www.giant.co.jp/
エスケープR3にはディスクブレーキ車もありますが、値段の安さ、重量の軽さはリムブレーキ車に軍配が上がります。
エスケープR3 | エスケープR DISC | |
値段(税込み) | 57,200 | 67,100 |
重量 | 10.7キロ | 11.5キロ |
ディスクブレーキ車はどうしても値段が高くなってしまうので、約1万円の差になります。
性能面で分かりやすい点を挙げるとすると、雨の日のブレーキの効き具合。
リムブレーキは雨の日には、ブレーキング力が大幅に低下します。
ディスクブレーキの強みはここで、雨の日でも制動力が落ちにくいのが最大の利点。
雨の日も乗るならディスクを
クロスバイクの場合は通勤や通学に使う方も多いため、雨の日でも乗るならディスクブレーキのほうが安全。
リムブレーキは雨の弱いのですが、晴れている日であればクロスバイクのVブレーキは十分な制動力を発揮します。
重量面も大きな差になりますが、乗ってみるとそこまでの差とは感じないかもしれません。
値段はそこそこ違うため、予算次第でもあります。
最後にどうしても迷うなら、見た目で判断するのもよい。
ディスクブレーキのメカっぽい感じがカッコいいと思う人もいれば、リムブレーキのシンプルな感じが好きな人もいます。
雨の日に乗らないのであれば、ディスクブレーキであることはそこまでメリットにはなりませんが、どういうときに乗るのかを関上げて選ぶといいでしょう。