クロスバイクやロードバイクを買ったら、1か月後には一度「初期伸び」を調整する。

クロスバイクやロードバイクなど変速段数が多い自転車の場合、購入して1ヶ月後位に一度購入した自転車店に持っていくことが必須です。
その理由とは?

初期伸びの調整

ロードバイクでもクロスバイクでも、変速やブレーキはワイヤーで行います。
金属製のワイヤーですが、購入して1ヶ月も経つと、ワイヤーが伸びてしまうのです。

ここでいう「伸びてしまう」状態ですが、これは故障とかではなくそういうもの。
新品のワイヤーは、最初のうちだけ伸びます。
伸びるとロードバイクやクロスバイクなど多段化された自転車の場合、変速が決まりにくくなる。
ブレーキもちょっと効きが悪くなるように感じるのですが、これはワイヤーの初期伸びという状態です。

新品ワイヤーはどうしても最初だけ伸びます。
この伸びた分を調整するのが、初期伸び調整です。

故障ではなくてむしろ正常に起こる現象なので、必ず調整しなければなりません。

初期伸びを取った後は

初期伸びを調整してしまえば、それ以降はほとんどワイヤーが伸びることが無いので、変速の調子が悪いときなどに調整すればそれで十分。
多くの自転車店では、購入して一ヶ月後に一度持ってきてくださいと伝えます。

初期伸びを取らないと、変速もブレーキも決まりにくくなってしまい、自転車の性能を発揮することが出来ません。

これはそこまで難しい作業ではないため、自力で調整しようと思えばできます。
とはいえ、素人さんがやるとグチャグチャになってしまうこともあるし、初期伸び調整は多くの自転車店では無料になっているようです。

上手く自転車店を活用して、最良の状態を保ちましょう。


関連記事

  1. MERIDA、10万円台で購入できるロードバイク4選。

  2. 通販で購入した自転車、組み立てを自転車店に頼む場合の工賃はどれくらい?

  3. ママチャリのバルブキャップは、必須の部品。

  4. クロスバイク、オススメタイヤ7選。タイヤを変えれば走りも変わる。

  5. 安いママチャリと高いママチャリの差。

  6. オススメ自転車用ミラー6選。クロスバイクやロードバイクだけではなくママチャリにも。

  7. ロードバイクのブレーキをグレードアップして、安全性を高める。

  8. ポタリングに最適!BIANCHI LECCO。

  9. 10月はおよそ7200名の方にお越し頂きました。

  10. 安全意識が強い人は、もはやダブルライトは当たり前の時代へ。

  11. 自転車通勤の目を守るヘルメット、OGKのVITT。

  12. 自転車通勤をする上で知っておきたい、正しい交通ルール。自転車レーンを正しく理解しましょう。