クロスバイクやロードバイクなど変速段数が多い自転車の場合、購入して1ヶ月後位に一度購入した自転車店に持っていくことが必須です。
その理由とは?
初期伸びの調整
ロードバイクでもクロスバイクでも、変速やブレーキはワイヤーで行います。
金属製のワイヤーですが、購入して1ヶ月も経つと、ワイヤーが伸びてしまうのです。
ここでいう「伸びてしまう」状態ですが、これは故障とかではなくそういうもの。
新品のワイヤーは、最初のうちだけ伸びます。
伸びるとロードバイクやクロスバイクなど多段化された自転車の場合、変速が決まりにくくなる。
ブレーキもちょっと効きが悪くなるように感じるのですが、これはワイヤーの初期伸びという状態です。
新品ワイヤーはどうしても最初だけ伸びます。
この伸びた分を調整するのが、初期伸び調整です。
故障ではなくてむしろ正常に起こる現象なので、必ず調整しなければなりません。
初期伸びを取った後は
初期伸びを調整してしまえば、それ以降はほとんどワイヤーが伸びることが無いので、変速の調子が悪いときなどに調整すればそれで十分。
多くの自転車店では、購入して一ヶ月後に一度持ってきてくださいと伝えます。
初期伸びを取らないと、変速もブレーキも決まりにくくなってしまい、自転車の性能を発揮することが出来ません。
これはそこまで難しい作業ではないため、自力で調整しようと思えばできます。
とはいえ、素人さんがやるとグチャグチャになってしまうこともあるし、初期伸び調整は多くの自転車店では無料になっているようです。
上手く自転車店を活用して、最良の状態を保ちましょう。
リンク