先日、当編集部に寄せられた一般ユーザーからの声の紹介となります。
ユーザーが望むパンク修理
ユーザーの方は自転車店にパンク修理をお願いしたそうなのですが、修理してすぐにパンクしていたとのこと。
●●●●という自転車店にパンク修理をお願いした。
パッチを貼る修理をしたと説明を受けたが、ちょっと不安が残るかも・・・みたいな話もあった。私の希望は、不安が残るパッチ修理であれば、再度修理をお願いする時間や手間を考えてチューブ交換をして欲しかった。
すぐにパンクした場合にはチューブ代だけで工賃は要らないと言われたが、それならなぜ最初からチューブ交換してくれないのか。
時間はお金と同じ。
無駄な時間を過ごしたことになるが、プロであれば不安が残るなんて言葉は発するべきではない。
一般的にパッチ修理であれば1000円ちょっと、チューブ交換であれば2500~3000円弱あたりでしょうか。
上手く修理出来ていればチューブ交換よりもパッチ修理の方が安上がりでお得だと思う面もありますが、失敗していれば時間の無駄になります。
自転車店にアポを取る手間、自転車に乗れない時間の損失、仕事や用事との時間の都合。
不安が残るというならば、プロとしては失格ですね。
お客さんの希望はあくまでもパンクしたものを乗れるようにしてほしいということ。
自転車店の都合もあるでしょうから、再度の修理は工賃不要だと言われても、自転車に乗れない時間の損失や自転車店に持っていく手間など考えればむしろ逆効果になっている。
なんでもかんでも修理したがる自転車店
自転車店の中にも考え方の差があり、パンクしたチューブに対してパッチ修理で何とかしたがるところもあれば、何でもかんでもチューブ交換したがるところもある。
これらはどちらも間違いで、パッチ修理で厳しいと思うケースではチューブ交換を進めるべきだし、チューブ交換は不要と判断しパッチ修理で十分と判断した場合はパッチ修理すべきこと。
何とかパッチ修理でいけるかも・・・というギャンブルにお客さんを付き合わせてはいけない。
自転車修理の中には、これで直ったかどうかわからないというケースもあります。
これは主に再現性が無い故障で、一番多いとしたら異音問題でしょうか。
どういう状況で異音が発生するかよくわからないという場合、自転車店としてもある程度は勘に頼った修理をして、お客さんには異音が取れたかどうか後日電話くださいとしか言えないから。
何とかパッチ修理でなるかもしれないけど不安が残ると感じるケースでは、普通であればお客さんの不安を解消するためにチューブ交換する。
すぐにパンクしてしまうなら、お客さんが自転車に乗れない期間が増えるなどの経済的損失が発生するから。
極端な自転車店は避けたほうがいいかもしれません。
修理に100%ということは無いとは言え、不安が残ったことを口にするくらいであれば、よりローリスクの方法を取るべきことなのだから。