素人修理は破壊行為になる。

自転車メンテナンスの基本、注油。
注油は自転車の寿命を延ばす大切なメンテナンスですが、注油する場所を間違うと破壊行為にもなります。

後輪が回らない

自転車のトラブルで、車輪が回らなくなる、回転が重くなることがあります。
これは何かが車輪にぶつかって物理的に回転出来なくなっていることもあれば、軸を締めすぎていることも。

寒い時期やしばらく乗っていない自転車の場合、車輪中心部にあるハブのグリスが固着してしまい、車輪が回転しづらくなることがあります。
この時に、絶対にやってはいけないのがスプレーオイルなどを吹き付けること。

グリスは油の一種ではありますが、オイルによって溶けます。
溶けて流れて無くなってしまう性質があるためグリスが入っている場所に注油するのは絶対にやめてください。

一時的に改善したようになりますが、トータルで見ると必要なグリスを無くしている行為になってしまい破壊行為になってしまいます。

本来であれば5年10年ともつパーツなのに、グリスが無くなってしまうことで数ヶ月で破壊されてしまうことすらある愚行です。

グリスがあることでベアリングやシャフトが機能するのに、グリスが無くなってしまえば折れたりする原因になります。

自称プロの修理

素人さんが構造を理解せずに間違ったメンテナンスをしてしまうことがありますが、素人さんを責めるわけにもいきません。
一時的に改善したように見えて長い目で見ると破壊行為になってしまうメンテナンスは多いので、構造を把握していない人は自転車店でしっかり見てもらったほうがベターなことは言うまでもありません。

ただし最近は、プロであるはずの自転車店でも間違った修理をしてしまうことがあります。

グリスが入っているところにスプレーオイルを吹き付ければ、固着したグリスが融解するので一時的に回転が良くなったように思えますが、本来必要なグリスがなくなってしまうため破壊につながる。
まともな自転車店であればこの原則は理解していますが、素人レベルの修理をしてしまう自転車店もあるため気をつけないとせっかくお金を払ったにもかかわらず破壊行為をされてしまう。
けど一時的には改善したようにみえるので、お客さんも破壊行為をされたとは思っていないことも。
数ヶ月後にまたおかしくなったときには、もうパーツごと交換しないとダメなほど破壊されてしまっていることもありますが、同じ自転車店に修理を依頼すれば、寿命だと言われてしまう。

数ヶ月前は修理で何とかなったけど、やっぱ寿命には勝てないよね、と言われて高いパーツ代と工賃を取られることになりますが、そもそもはグリスが入っているところに注油した結果、破壊行為になったことが原因。
一時的に良くなったかのようにみせかけて、数ヶ月後には寿命を迎えさせてパーツ代も取るのは本来許されるものではないですが、このような自転車店もあるので気をつけないといけません。

自転車の構造は複雑なので、素人さんは騙されやすい。
ある程度はお客さん側も知識を持っておかないと騙されて高いお金を払うことにもなるので、気をつけましょう。


関連記事

  1. ママチャリの空気入れにこだわる。

  2. 自転車と言えど、事故があったら救護義務と通報義務がある。

  3. サイクルベースあさひのサイクルメイトが大幅に変更。保険が充実した新しい形。

  4. ロードバイクのブレーキは105以上にした方がいい3つの理由。

  5. TREKがデイライトアンバサダーを募集!ライトが貰えちゃうキャンペーンへ。

  6. 不在中に修理してくれる自転車店にはご注意!

  7. パンク防止剤は、効果がある場合とない場合がある。

  8. パンク防止剤(スライム)は入れないほうがよい

  9. 初めての自転車、小さなお子様に初めて自転車を買ってあげるときの3つのポイント

  10. 耐パンクタイヤは硬さに注意。

  11. チェーンを洗うことで、耐久性と駆動抵抗を減らす。

  12. チューブの耐用年数は何年?