自転車がパンクしてしまったので修理してもらい、翌日にはタイヤがペッタンコになっている経験をした人もいるでしょう。
これは自転車屋の修理ミスなのでしょうか?
考えられる原因は主に3つ
せっかく修理してもらったのに翌日にはタイヤがペッタンコになっているケースでは主に3つの原因が考えられます。
自転車屋の修理ミス
パンク修理ではチューブ二空いている穴を見つけ、パッチで塞ぐだけの単純作業です。
このときにパッチでしっかりと穴を塞ぎきれていない場合には、翌日にはタイヤの空気が抜けてペッタンコになってしまいます。
この場合には再度水につけて検査すると、パッチを貼った場所からエア漏れしていることがわかります。
自転車屋の見逃し
何ヵ所かパンク穴が空いているにもかかわらず、1箇所パンク穴を見逃しているようなケースです。
2か所空いているのに1か所しか塞がなかったような状態だと思えばいい。
さて、穴が残ったままだと空気が入らないのでは?と思う人もいるかもしれません。
穴が微細なものの場合、スローパンクという状態になって数時間は普通に自転車に乗れてしまうことがあります。
スローパンクの場合自転車を修理してもらって家に帰るまでは全く問題なく乗れるけど、翌日には空気が抜けきってしまい乗れない状態になってしまう。
これは自転車屋の見逃しです。
全く違う要因によるパンク
修理してもらったところ以外に針金などが刺さってパンクしているケースです。
この場合は自転車屋のミスとは言えません。
ところが自転車屋によっては・・・
多くの自転車屋では、パンク修理は1000円くらい、2か所目のパンクは200円追加などというシステムを取っています。
上で挙げた3つの要因のうち、全く違う要因に見せかけた自転車屋の見逃しのケースもあるのです。
パッチを貼ったところはエア漏れが起きていない、違う場所に穴が見つかった場合、見逃しなのか新たにパンクしたのか見分けることが困難になる。
しかし違う場所にも穴が空いていた、それでいて家に帰るまでは乗れていたよね?というケースではスローパンクを見逃していたことを新たなパンクとしてお客さんのせいにしてしまうような自転車屋もいる。
まともな自転車屋であれば、一ヶ所パンク穴を塞いだとしても、ほかにパンク穴が無いか水につけて調べますが、このようなチェックを省いて新たなパンクとして扱えば、再度の修理ということでまた1000円取ることができる。
一回目の修理の時にきちんと2か所の穴を見つけて塞いでくれていれば、1000円+200円で1200円。
自転車屋が2か所目のパンクを見逃して再度修理すれば1000円+1000円で2000円。
酷い話ですね。
中には修理ミスを繰り返す自転車屋もあります。
このような場合新たな修理費は請求しないところもありますが、出張費だけは取るところもある。
また、完全に塞げるかどうか疑わしく通常であればチューブ交換すべきものをわざとパッチ修理するような自転車屋もあるので、乗れない時間を無駄にするお客さんは悲惨です。
お客さんを使った実験ですのでプロの仕事ではない。
修理ミスを繰り返す自転車屋もあるので、注意しましょう。