無意味なパンク防止剤の実験。

ママチャリ用のパンク防止剤は、代表的なところで言うとサイクルベースあさひのスライムとか、ダイワサイクルのものがあります。

このパンク防止剤ですが、空気圧が適正になっていないと全く意味がありません。
ママチャリの場合、空気圧が低いことによるパンクが多いのですが、そのようなパンクに対しては全く無意味です。

自転車店の中には、パンク防止剤の実証実験をしている動画も見かけます。

パンク防止剤の実験

こちらの自転車店様が実験しているようです。

残念ながら、この実験は無意味です。
チューブ単体を取り出して空気を入れても、空気圧は上がりません。
どんどんチューブが膨らんでタイヤ以上の大きさになるだけ。

チューブはタイヤの中に入っていることで、タイヤ以上の大きさに膨らまないようになっています。
その状態でこそチューブ内の空気圧が上がり適正空気圧になります。

この実験では、以下の理由から実験としては無意味と言えます。

チューブ内の空気圧が低すぎるため、メーカーが想定した使い方になっていない

うまく作動しない低い空気圧で実験すれば、このような結果になるのは当然のこと。
あくまでもタイヤ内に収めて、その上で適正空気圧にして実験しないと何ら意味がないものになります。

自転車店様のようなので、タイヤ内に収めて適正空気圧にしてパンクさせた場合で実験することも出来ると思いますので、ちゃんとした実験を見せたほうがベターです。

パンク防止剤は必要なのか?

パンク防止剤は本当に必要なのか?という疑問がありますが、ちゃんと使える人であれば効果がある可能性は否定しません。
ここでいうちゃんと使えるというのは、2週間に一度は空気を入れて適正空気圧を保てることと、タイヤが劣化しているときにはちゃんとタイヤ交換している人に限定されます。

空気を入れるのが数ヶ月に一度とか、ペチャンコになってから初めて空気を入れるような人には全く向いていません。

また、パンク防止剤入りのチューブがパンクした場合、問答無用でチューブ交換にする自転車修理店も多いようです。
サイクルベースあさひやダイワサイクルでは、パンク防止剤が入っていてもパッチ修理は可能だと公言していますが、多くの自転車店ではチューブ交換になるために費用が高くなるようです。
なのでパンク防止剤は入れないほうがいいと思います。

本来、2週間に一度空気を入れることを守り、タイヤが劣化していたら早めに交換するようにしていれば、パンク自体ほとんどすることはありません。
筆者も2年くらいパンク経験がありません。

ついつい忘れてしまいがちな空気入れなので、2週間後にスマホでアラームでもセットしておいて、忘れずに空気を入れればそれで充分。

実験動画については、ちょっともったいないように感じます。
フェアな条件で、メーカーが指定する使い方を守った上で実験されたほうがベター。


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