自転車出張修理で時々聞くトラブルは、修理のミスと説明不足。
依頼者が頼んでいる内容とは異なる修理をしたケースも耳にします。
出張修理だろうと自転車店での修理だろうと、修理の前後は必ず立ち合いをお勧めしています。
不在中の修理
自転車の出張修理店のほとんどは、お客さんが不在中に修理をしておいてもらうことを断っています。
この理由は簡単で、トラブル回避のため。
どのような不具合が起きているのかについて、お客さんの言葉と実際の自転車の状態をすり合わせることがまず大切なので、修理依頼時には必ず立ち合いを求める。
そこでどのような修理が必要なのかを確認し、おおよその金額も含めお客さんに伝えます。
修理完了したときも、どのような修理をしたのかについて説明して修理が完了するので、修理中はともかくとして修理の前後の立ち合いは必須とする修理店がほとんど。
電話口で内容を聞いて、お客さん不在中に修理をして、後日代金を回収という方式ではトラブルが多くなるのです。
お客さんとしては不在中に修理を済ませてくれた方が便利なように見えますが、ボッタクリも含めトラブルの温床になる。
そのため、どこの修理店でも不在中に修理しておく方式は断るようです。
たかがパンク修理と思わない
お客さんとしてはたかがパンクかもしれませんが、不在中の修理となると不要な修理をしてみたり、実際には行っていない修理をしたことにされたり、トラブルが増えるリスクがある。
修理の前後はきちんと立ち会って、何がどうなっているのかをお客さんも確認することが大切です。
修理中に残念ながら傷をつけてしまったり壊してしまうこともあります。
まともな自転車店であれば万が一ミスをしてもきちんと謝罪しますが、傷をつけたのにも関わらずお客さんに報告しない自転車店もあれば、酷いケースだと不在中の修理といっても全く別人の自転車を修理しているケースすらあるそうです。
トラブル回避のために、修理依頼の時は前後に立ち会うことが必須です。