日本が誇る自転車メーカー、ブリヂストンのスポーツブランド「アンカー」から新しいクロスバイクが登場。
一番の注目ポイントは盗難補償付きであることと、安価でディスクブレーキを搭載していることの二点です。
ブリヂストンアンカー RL1
ブリヂストンのスポーツ自転車は、「アンカー」というブランド名で販売され、ロードバイクやクロスバイクなど実力溢れる車種が揃っている。
アンカーから登場した新型クロスバイクのRL1はまずディスクブレーキ搭載で安価なことが特徴。
https://www.bscycle.co.jp/anchor/
シンプルで飽きが来ない、アンカーらしいデザイン。
ディスクブレーキ搭載のクロスバイクだが、油圧ディスクブレーキと機械式ディスクブレーキから選ぶことが出来る。
油圧ディスクブレーキはオイルの油圧でブレーキを動かすものだが、機械式ディスクブレーキはワイヤーでブレーキを引っ張り制動力を生み出す。
構造の違いにより、油圧ディスク車は定価6万円、機械式ディスク車は5万7千円(ともに税別)。
アルミフレームにアルミフォーク、変速は3×8と街乗りから通勤通学、フィットネスまで多岐に渡って使いやすい構成になっている。
オーソドックスなクロスバイクと言えるが、この値段でまとめてきたのはブリヂストンの本気度なのかもしれない。
付属品もワイヤー錠, LEDランプ, ベル, リフレクター, マニュアルバッグ, スタンドとすぐに乗り出せる装備なのが嬉しい。
重量は油圧ディスクブレーキ車で11.3キロ、機械式ディスクブレーキ車で11.5キロとまずまずのところに収まっている。
盗難補償付きなのが嬉しい
クロスバイクとしては珍しく、アンカーRL1には盗難補償が付いてくるのも大きなメリットと言える。
万が一盗まれてしまった場合には、3000円(税別)を支払うと同じ車種を買うことが出来るというスグレモノ。
クロスバイクで盗難補償が付く事例は珍しく、電動アシスト自転車では近年盗難補償付きが増えているものの、スポーツ自転車は稀なケースと言っていいだろう。
どうしても盗まれやすいクロスバイクに盗難補償が付くのは安心感がプラスされる。
盗難補償を受けるには、加入登録や防犯登録が必須になる。
購入したときにしっかり忘れずに防犯登録と加入登録を済ませよう。
いいタイヤに変えると走行性能もアップ
クロスバイクはタイヤを変えると走行性能が一気に向上する。
RL1についてくるタイヤは、「BRIDGESTONE LIBELQ(リベルク) 700×32C」。
32mm幅のタイヤなので、クロスバイクとしてはごく普通かやや太めのタイヤ幅。
ブリヂストンのクロスバイクなので、ブリヂストン製タイヤが付いてくる。
クロスバイクに標準装備で付いてくるタイヤは、ちょっと重いものが多い。
このリベルク32cの重量は、メーカー値で495g。
重いタイヤは耐久性が高い一方、加速性は落ちる。
同じブリヂストンのタイヤなら、やや細めのRR2LL28c(重量300g)あたりに変えると走行性能は一気に向上する。
クロスバイクはタイヤが命。
いいタイヤに変えると走りが全く違うものになるので、まずは初期装備されているタイヤをある程度使い、目的と用途に応じていいタイヤにするとより楽しくなるだろう。