ママチャリの修理となると自転車店にお願いすることになりますが、ここ十年くらいで個人店はどんどん減っていっています。
いわゆるチェーン店が主流になっていますが、個人店とチェーン店、どっちがいいのでしょうか?
修理技術は・・・
一般的には、個人店のほうが修理技術は高い傾向にあります。
個人店は腕一本でやっている職人気質の方が多いからという事情が強いのかもしれません。
ただし。
個人店でも修理技術が乏しい自転車店もあるので、個人店だからとか、チェーン店だからという理由で上手い下手を決めるのは困難。
チェーン店の場合、技術レベルが高い店員もいる一方、アルバイトレベルで十分な技術をもっていないケースもあります。
チェーン店の場合、その自転車店の誰かという括りではなく、お店全体として評価されるため、下手な店員がいるとそれだけで評判も落ちる。
けど店内にはしっかりした技術を持つ人もいるので、なかなか評価が難しいところです。
口コミ評価はあてにならない
ネット上では様々な口コミサイトがありますが、当てにならないのが実情です。
個人店で評価が高いところでも、技術レベルは最低なこともあります。
逆に技術レベルは高いにもかかわらず、職人気質のぶっきらぼうな態度がマイナスに働いてしまい、口コミ評価としては低い自転車店もある。
チェーン店の場合は、うまい店員と下手な店員がいれば、下手な店員が口コミ評価を落とす要因になるので、なかなか難しい。
かつ、チェーン店の場合、違う店舗に異動してしまうこともあるため、なおさら実情が分かりづらい。
残念ながら口コミについては、いまだに操作しているところもあるのが現状。
知人に書いてもらう、業者に頼むなどして口コミ評価を吊り上げるところもある。
どんなサービスでも万人が絶賛するということはあり得ないので、いい口コミも悪い口コミもある自転車店のほうが信用度は高いと言えます。
それなりの口コミ数があるにもかかわらず、全て★5つとかであるほうが疑わしい。
きちんと見積もりしてくれるかが判断材料
自転車の修理をお願いしたときに、きちんと会話できる人なのか、きちんと見積もりしてくれるのかが一つの判断材料にはなります。
車輪のトラブルで、修理費を3万円などと見積もってくる自転車店もあるのですが、そういうところは修理ではなく新しい車輪に交換する提案をしていると言えます。
車輪全て交換しないといけない事例は、事故でグチャグチャになったなどの事情が無い限りはほとんどありません。
スポークが折れた程度であれば、数千円で修理出来ます。
修理の見積もりが高額なときは、ほかの自転車店でも見積もりをしてもらう方がベター。
とはいっても安すぎるところも問題です。
パンク修理でも、本来はチューブを交換しないとダメなケースなのに、パッチ修理を勧める自転車店もあります。
その方が安いのですが、すぐにパンクしてしまい、また修理費が掛かって最終的には高くつくような自転車店も残念ながらある。
1つの要素でいい自転車店なのか悪い自転車店なのかを見抜くことは難しいですが、かかりつけ医と同じ感覚でしっかり任せられる自転車店を見つけることは至難なのです。