ロードバイクやクロスバイクの場合、インナーチューブを変えるだけでも走りが変わります。
完成車についているのは安物のブチルチューブ。
ワンランク上の走りのためにラテックスチューブはいかがでしょう?
ラテックスチューブのメリット
ラテックスチューブ最大のメリットは、ブチルチューブよりもしなやかなので振動吸収性が良くなること。
ブチルチューブと同じ空気圧でも乗り心地が変わります。
ロードバイクの疲労の原因となるのは、実は振動。
微振動が減るだけでも疲労を抑えることができます。
次にラテックスチューブのメリットというと、転がり抵抗の低さ。
転がり抵抗の低さにより、普段よりも走りが軽くなるメリットがあります。
重量的にはそこまで軽いわけではなくても、走りが軽くなる魔法のチューブと考えればいい。
ラテックスチューブのデメリット
ラテックスチューブ最大のデメリットは、エア抜けが早いこと。
12時間で1Bar程度抜けるため、朝と夜では乗り味が変わってしまうことも。
何日も走り続けるようなツーリングには向きませんが、ワンデイで完結するロングライドでは問題ありません。
ただし。
ラテックスチューブの中でも軽量ラテックスになっているものは、よりエア抜けが早い傾向にあります。
SOYOのラテックスチューブはエア抜けが早いため、レース目的で使うのにとどめておいたほうがいいかもしれません。
ラテックスチューブはブチルチューブに比べると、2倍から3倍程度値段も高い。
とはいっても、パンクしたときにスローパンクになりやすいなど安全面でもメリットがあるので一度は試して欲しいチューブです。
ラテックスチューブは熱に弱いため、カーボンクリンチャーホイール&リムブレーキでは使えませんのでご注意を。