NESTOというブランドは、コーダーブルームの傘下にあるブランドで、コストパフォーマンスが高いことで知られています。
気軽にスポーツ自転車を乗りたいという層には絶大な人気があり、値段とデザインの良さから近年大注目のブランド。
そんなNESTOから、フロントギアがシングル仕様のクロスバイク、LIMIT3が登場します。
NESTO LIMIT3
多くのクロスバイクは、フロントギアは3段になっています。
もしくは2段。
けどあえてLIMIT3ではフロントギアがシングルになっています。
3×8変速のクロスバイクに乗ってみるとわかることですが、フロント変速は滅多に使いません。
フロント変速は大きなギアチェンジを行うことができますが、変速がリアよりも動きが鈍いので、ついつい面倒になってしまうのが本音。
とんでもなく急な坂を登るのでなければ、実はフロントギアは変速なんて不要なのです。
シングルにすることで重量も軽くなり、余計なものが無い分スッキリした見た目になります。
リアは多くのクロスバイクと同様、8変速。
街乗りや通勤通学ではむしろフロントギアはシングルのほうが使い勝手がいい。
重量も9.0キロとかなり継承に仕上がっています。
たくさんあることがいいこととは限らない
LIMIT3は8段変速。
殆どのクロスバイクは3×8段の変速です。
圧倒的に変速数が少ないと思われがちですが、フロントが3枚もあると、実際にはギア比が被るところも多く、実用上では10段分くらいしか使う余地がありません。
フロント変速は、急な坂が無い地域であればむしろなくてよい。
タイヤ幅も32㎜とやや太めになっていて乗り心地もよく、パンクもしづらいタイヤ幅。
値段も55000円と買いやすいところに収まっているので、2022年モデルのクロスバイクの中では大注目です。