サイクルベースあさひさんで独占的に販売されているパンク修理剤、スライム。
パンク修理剤というよりもパンク防止剤というほうが正解なのかもしれません。
このスライムですが、勧められても断ったほうがいいです。
その驚きの理由とは!?
パンク防止剤は、さほど意味がない
パンク防止剤を入れてもらえば、パンクしにくくなって安心だよね~と思ったあなた!
違うんです。
違うんです。
違うんです。
パンクには、いくつかのタイプがあります。
パンク防止剤は、そのうちのごく一部のパンクにしか効果がないんです・・・
パンクするときって、画鋲とかクギとかが刺さって起こると思っていませんか?
そういうパンクもあります。
でも、そういうパンクって頻度としては少ないんです。
最も多いタイプのパンクは、例えばですが歩道には段差がありますよね。
段差を超えるときはガタンと衝撃がかかります。
そのときに、タイヤの中のチューブが押し潰されるようになって起こるタイプのパンクのほうが、実ははるかに多いんです。
これをリム打ちパンクと呼びます。
このリム打ちパンクには、パンク防止剤が効かないことがほとんどなんです。
最も多いタイプのパンクには効果がほとんどない。
リム打ちパンクを防ぐのは、定期的に空気を入れて、タイヤをパンパンにしてあげることです。
パンクした時に修理代が高額になることも
パンク防止剤が入っているチューブがパンクした場合に、修理代金が高額になってしまうことがあります。
普通のパンクなら、穴をパッチで塞いで終わりなので、1000円程度で修理完了。
パンク防止剤が入っている場合、店によってはチューブごと交換しないとダメなので、倍以上の値段になってしまうこともあるのです。
最も多いタイプのパンクにはほとんど効果がなくて、いざパンクした時には修理費が高くなる。
それじゃ意味がないですよね。
ベストは月に二回は空気を入れること
ほとんどのパンクは、定期的に空気を入れておけば防げます。
なのでパンク防止剤を入れるよりも、素直に月に二回程度、空気を入れる習慣をつけたほうがはるかに安上がり。
空気入れなんて、2000円もあれば買えます。
毎月空気を入れる日を決めてしまえば、そんなに大変でもないですし、無駄にパンク修理費にお金が掛かるだけ。
ここで格言です。
最大のパンク防止剤は、毎月行う空気入れである
毎月出来れば2回空気を入れることと、タイヤが磨り減ってきたら早めに交換する。
これが最大のパンク防止剤。
パンク防止のためにどうですか~と勧められても、空気入れるほうが安上がりだから要りません!と言ったほうがいいですよ。
きちんと空気を入れておいてパンクするのは、あとは運次第。