ママチャリのパンクの原因は、約7割が空気圧不足と言われます。
最低でも1ヶ月に一度、出来れば2週間に一度は空気を入れたほうがいパンクリスクを減らせますが、空気は入れ過ぎてもダメなのです。
英式バルブの欠点
ママチャリで採用されている英式バルブですが、このタイプは空気圧を測定することが構造上不可能です。
そのため、タイヤを押してみた感触に頼るしかありません。
なのですが、ママチャリのタイヤの中には、空気圧の目安としてどれくらい入れるべきか書いてあるものもあります。
計測できないにもかかわらず、空気圧が指定されているという矛盾。
空気圧が足りていないとパンクリスクが高まるのですが、空気圧は高すぎてもダメです。
乗り心地が悪くなるという問題もそうですが、タイヤがホイールから外れることも。
このあたりの匙加減はなかなか難しいので、一度自転車店で空気をどれくらい入れるといいのか、教えてもらうのがいい。
タイヤを押した時の感触を覚えていくしかありません。
空気の入れ過ぎですが、ポンプ式の空気入れであれば滅多に起こらないとは思います。
児童で入れるタイプだと、稀に空気圧が高すぎてダメになることも。
空気圧を計測できるバルブもあります
スーパーバルブと言って、虫ゴムが不要なため空気圧を測定できるタイプもあります。
正確な数値が出るというほどでもないのですが、おおよそ誤差がちょっとあるくらいの数値にはなります。
なので空気圧の目安が分かりづらいという方はスーパーバルブに変えてしまうのもいいです。
その場合、空気入れもゲージ付きのものにしないと意味がありません。
ロードバイクやクロスバイクの場合は、仏式バルブになっていて空気圧を細かく設定するのが基本。
ママチャリでもスーパーバルブ化することで計測は可能になります。
ただし、スーパーバルブにした場合には、空気入れのポンピングがちょっと重くなる傾向にあります。
このあたりは良し悪しなので難しいところですが、手の感触で空気圧を覚えておけばそれでも十分なのでまずは適正な空気圧がどのくらいなのかを教えてもらうのがいいでしょう。