自転車屋さんには評判が悪いのですが、パンクしたときに使う瞬間パンク修理剤というものがあります。
パンク穴が大きすぎる場合は別として、こういうのでもパンク修理は可能です。
マルニ 自転車用パンク修理剤
この商品はパンクしてしまったときに、一度タイヤ内の空気を全部抜いて、バルブから詰めるだけのもの。
パンクしたときに使うものなので、パンクの予防として入れておくタイプではありません。
英式バルブ用(ママチャリ用)で、虫ゴムを使っていないタイプのバルブに交換している場合は使用不可。
1㎜までのパンクに対応するとあります。
このようなものでも、実際にはそれなりにパンクから復旧できることが多いです。
注意点としては、必ずパンクから直るわけではなく、穴が大きすぎる場合には意味がありません。
さらに、ガスは空気よりもエア抜けが早いため、使って2,3日後にタイヤがフニャフニャになっていることもあります。
この場合、空気よりもエア抜けが早いガスのせいなので、普通に空気入れで空気を入れれば普通に使えるようになります。
ただし修理剤がパンク穴を塞いでいなかったことによってエア抜けしていた場合には、空気を充填しても効果はありません。
自転車屋には嫌がられる
このようなパンク修理剤を使っても直らなかった場合、自転車屋に持っていくと嫌がられます。
自転車屋ではパッチを貼ってパンク穴を塞ごうとしますが、パンク修理剤が入っているとなんだかんだと言い訳をつけてチューブ交換を促すからです。
溢れてくるパンク修理剤がうっとおしいとか、パッチを貼っても剝がれやすいからパッチ修理ではなくチューブ交換になるなど・・・
パンク修理剤が入っていても、ちゃんとやればパッチ修理は可能なのですが、自転車店の中には面倒だということで嫌がります。
酷いところでは、説教されるとか。
パッチ修理であれば1000円程度で終わるものが、チューブ交換dなと2000円くらい掛かるので費用がかさむとも言えますが、そこまで大きな金額差があるわけでもないので、自転車店に嫌味を言われたり余計な出費がかさんでも構わないようであればパンク修理剤を試すことも悪くはない選択肢といえます。
ただし。
パンクしてしまったときに最初に確認して欲しいのは、タイヤを一周見渡してタイヤ自体にバーストや大きな穴が無いか確認すること。
タイヤがダメになっていれば、パンク修理剤を入れても無意味です。
普段から自転車のタイヤに空気を入れる習慣をつけておけば、パンクはほとんどしなくなります。
目安は、ママチャリであれば2週間に一度。
ママチャリの英式バルブは、どのような方法を使っても正確な空気圧を計測することが難しいのでどれだけ空気が貼っているかを確認することは難しいですが、2週間に一度空気を入れておけばほとんどのパンクは防げます。