子供用のロードバイクを買いたい!と思ったとき、探してみるとお分かりになるとは思いますが愕然となるほど選択肢が少ない。
ほとんどのメーカーは、ジュニア用ロードバイクを作っていません。
日本のブランドKHODAA BLOOMは子供でも乗れるサイズのロードバイクを販売しています。
それがストラウス24。
KHODAA BLOOM STRAUSS24
一般的なロードバイクは700cという車輪のサイズ。
大人が乗るには最適なサイズでも、子供が乗るには大きすぎます。
コーダーブルームのストラウス24は、その名の通り車輪を24インチにサイズダウンさせて子供でも乗れるようにしているロードバイク。
適応身長は135-150センチ程度となっており、小学校高学年でも乗れるサイズです。
もう一つポイントになるのは、補助ブレーキレバーの存在。
ロードバイクではブレーキレバーと変速シフターが一体化したSTIレバーで操作するのが一般的ですが、手が小さい子供にとってはこのレバーだけでブレーキを掛けることが難しい場合も出てくる。
上ハンドルを持った状態でもブレーキングすることが可能な補助ブレーキレバーは、ジュニア用ロードバイクでは安全面を考えれば必須とも言えるアイテムです。
これが無いと、大切なお子様がブレーキを掛けることが十分できず、事故の元になってしまいます。
コンポーネントはシマノクラリス(2×8変速)。
シマノのロード用コンポーネントの中では最下層ですが、安くても変速性能は十分。
ストラウス24の特徴の一つに、交換用ステムが付属する点が挙げられます。
ステムというのはフォークとハンドルを結ぶパーツ。
ステムが長いとハンドルがより遠くに行くので、より深い前傾姿勢が取れます。
短いとハンドルが手前に来るので、アップライトなポジショニングで乗ることができる。
ストラウス24はステムサイズが60㎜となっていますが、交換用ステムとして90㎜が付属します。
身長が伸びて窮屈になってもある程度対応しやすいようにしているものと思われます。
お子様に初めてのロードバイクを
特に男の子はロードバイクのような自転車に乗りたいと思う子が多いようですが、親と指摘になるのは安全性。
事故に遭ってしまうのではないか?という懸念がどうしても付きまといます。
車道を走らせるのは危ないということで、お父さんのロードバイクと一緒に車に積んで、サイクリングロードを走りに行くことがオススメ。
サイクリングロードは車やオートバイが進入できないので、歩行者とほかの自転車だけを気をつけていれば安全。
サイクリングロード近くで駐車場があるところを探して、サイクリングロードのみを一緒に走る親子はそれなりに多いようですよ。
車道で転倒すると、後続車に轢かれてしまう危険性もある。
サイクリングロードであれば、きちんと確認していれば安全。
せっかくのロードバイクを安全に走れる場所は少ないですが、サイクリングロードによってはそれなりに距離があるところもありますし、走りごたえは十分。
安全な場所を、お父さんお母さんがきちんと教えながら走るのがベスト。