シマノ11速チェーンについて、スペックを確認するよ。何が違うの?

シマノのロードバイク用11速チェーンには、105、アルテグラ、デュラエースと3つのグレードがあります。
これらはいったい何が違うのでしょうか?

シマノ11速チェーン

スペックで見るとこのようになります。

105(HG601) アルテグラ(HG701) デュラエース(HG901)
重量 257g 257g 247g
アウターリンクプレート SIL-TEC SIL-TEC
インナーリンクプレート SIL-TEC SIL-TEC SIL-TEC
ローラー SIL-TEC
中空ピン × ×
値段(税込) 4,005 5,234 6,606

 

SIL-TECというのは、フッ素加工することで抵抗性を減らすと同時に、耐久性を上げる処理。
デュラエースぐれーどになれば、アウターリンクプレート、インナーリンクプレート、ローラーの全てがSIL-TEC加工されているものの、105グレードではインナーリンクプレートのみ。
チェーンは使っているうちに伸びていきますが、これはプレートが伸びるわけではなく、回転するローラーが摩耗していくことで見かけ上伸びたようになっていきます。
そのため、ローラーまでSIL-TEC加工することで耐久性を上げているデュラエースのチェーンが最も耐久性が高いことになります。

シマノでは、SIL-TEC加工することにより、耐摩耗性が20%向上し、回転摩擦が60%軽減するとしています。
理論的にはデュラエースのチェーンが最も耐久性が高く、かつ回転抵抗も少ないとなります。


ピンとクイックリンクの差

11速チェーンをつなぐには、ピンとクイックリンクがあります。



クイックリンクの場合は、脱着が簡単。
ただし一度外したクイックリンクを再利用することは禁止になっています。

耐久性で見ると、ピンのほうが上。
ピンのほうがチェーン切れを起こしにくい。
クイックリンクの場合、クイックリンク部だけが伸びやすいという欠点もあるので、全体的な耐久性で見てもピンのほうがいいのですが、クイックリンク愛好家も多いのが特徴です。
クイックリンクだけが早く伸びると、その部分だけ変速がわずかに不調を起こしますが、これについては気が付かないレベルだと考える人もいます。

クイックリンクのほうが寿命は短くなる傾向にありますが、チェーンを切って洗浄したいときには便利。
専用の脱着工具も販売されています。


高いほうが耐久性は高い

理論上では、デュラエースのチェーンが最も回転抵抗が少ないと言えますが、乗ってペダリングして体感することはちょっと難しいところです。
耐久性で見るとデュラエースのチェーンが最も長持ちすることは明らかなので、コストパフォーマンスで見るとデュラエースが良い。

しかし値段と耐久性のバランスで見た場合には、むしろ105のほうがチェーンのコスパはいいとも言えます。

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