ママチャリのトラブルで最も多いのがパンク。
パンクしてしまえば走行できなくなるので、なるべくなら避けたいモノ。
タイヤとチューブの間にタイヤライナーというものを入れて、パンクを予防するというものもあります。
タイヤライナー
これの類似品はいくつかありますが、原理としては簡単。
タイヤに針のようなものが刺されば、中に入っているチューブに穴を開けてしまい、パンクする。
タイヤとチューブの間に壁のようなものがあれば、壁が邪魔してチューブを傷つけませんね。
それがタイヤライナーです。
耐パンク性が高いタイヤというのも、タイヤのゴムを厚くしてチューブにまで刺さらないようにしているという点では似ています。
タイヤライナーの場合は、突き刺しに強い素材になっていることが特徴です。
こんな素晴らしいものがあるのに、全くと言っていいほど普及していません。
自転車屋でタイヤライナーを勧められることもないでしょう。
こんな素晴らしい救世主がなぜ浸透していないのでしょうか?
そもそも関係ないから
ママチャリのパンクって、何かが刺さって起こっていると思っている人。
残念ながら、ほぼ不正解です・・・
ママチャリがパンクする主な原因は、空気が足りていないことが原因で、中のチューブがタイヤと擦れて穴が開いてしまったり、段差などの衝撃でチューブに穴が開くことがほとんど。
これらは、3つの点を守っていればほぼ防げます。
①2週間に一度、空気を入れる
②段差を乗り降りするときは、十分減速してお尻を浮かす
③タイヤがツルツルになる前に、新品タイヤに交換する
針など異物が刺さるパンクって、実はとっても少ない。
約7割が空気が足りていないパンクと言われていますので、空気をしっかり入れておけばほとんどパンクなんてしないのです。
自転車用のパンク防止剤もそうだし、このタイヤライナーもそうですが、普段からきちんと空気を入れて管理している人だけがメリットがあって、それ以外の人にはメリットがありません。
2週間に一度空気を入れておけばそれで十分です。
出費は空気入れを買うお金だけで、あとはわずかな労力のみ。
2週間に一度、1分程度ポンピングするだけでパンクしづらくなるのに、サボるからパンクするだけですよ。