人気が高いブランドのビアンキ。
クロスバイクのROMAシリーズは2022年モデルでも継続です。
2021年モデルと比べて変更された点を見ていきます。
ROMA1がカタログ落ち
2021年モデルでは、ROMA1もありましたが、2022年モデルではカタログ落ちしています。
ROMA1はロードバイク用コンポーネントのティアグラを採用したモデルでしたが、2022年モデルではロードバイク用コンポーネントを使ったROMAが消滅。
全てMTBコンポーネントになっているので注意です。
2022 BIANCHI ROMA2&3
ROMA2とROMA3の違いは、主に変速段数です。
ROMA2は2×9変速で、ROMA3は2×8変速。
フレームはどちらも同じもの。
まずはROMA2について2021年モデルとスペックを比較してみます。
2022 ROMA2 | 2021 ROMA2 | |
シフター | シマノ アセラ | |
クランク | シマノFC-MT210-2 48/32T | |
FD | シマノ アルタス | シマノ アセラ |
RD | シマノ アセラ | シマノ アルタス |
スプロケット | シマノCS-HG200-9 9sp 11/32T | |
ブレーキ | シマノ BR-UR300(油圧ディスク) | |
ブレーキレバー | シマノBL-MT200 | |
ホイール | Alex RXD3 | |
タイヤ | Kenda Kadence 700x28C | |
値段(税込) | 132,000 | 126,500 |
MTBコンポーネントの場合、アセラのほうがアルタスよりも上位ですが、2021年モデルと比較してほぼ同じスペック。
フロントディレイラーとリアディレイラーが逆転してますが、それ以外はほぼ同じ。
値段は大きく上がっていますが、シマノ製品が大きく値上げされているため仕方がありません。
続いてはROMA3を比較します。
2022 ROMA3 | 2021 ROMA3 | |
シフター | シマノ SL-M315 | |
クランク | シマノ FC-TY501-2 48/32T | |
FD | MICROSHIFT M36 | シマノ ターニー |
RD | MICROSHIFT T382 | シマノ アルタス |
スプロケット | シマノCS-HG200 8sp 12/32T | |
ブレーキ | シマノBR-UR300(油圧ディスク) | |
ブレーキレバー | シマノ BL-MT200 | |
ホイール | 87,780 | Alex ATD470 |
タイヤ | Kenda Kadence 700x28C | |
値段(税込) | 93,500 | 87,780 |
シマノ製品の供給が悪く入手が困難な時代なので、フロントディレイラーとリアディレイラーはシマノではなくマイクロシフト製に変更されています。
値段が上がっているのもしょうがないところ。
ROMAシリーズの特徴
ビアンキのROMAシリーズは日本のオリジナルのクロスバイクで、グローバルモデルではありません。
アルミフレームにアルミフォークを装備してキビキビした走りがウリのクロスバイクですが、油圧ディスクブレーキを装備するなど制動力にも定評がある一台。
コロナ禍でどこのメーカーも入手が困難になっていることや、入荷状況も思わしくないようですので欲しい方はお早めに。