コロナ禍に電車には乗りたくない!という人もいます。
そんな中、脚光を浴びているのは自転車通勤。
運動不足解消にもなるし、車と違って渋滞に嵌ることもほとんどない。
数年前にYAMAHAが電動アシストタイプのクロスバイクを販売し出してから、メキメキと販売台数を伸ばしているのがスポーツタイプの電動アシスト自転車です。
お値段は結構高いのですが、より快適に通勤できることや運動不足解消にもなることから大注目のYAMAHAの電動アシストスポーツ自転車をご紹介。
YAMAHA YPJ-C
爆発的に人気を呼んだ、YAMAHAのクロスバイクタイプの電動アシスト自転車YPJ-C。
初心者でも扱いやすいまっすぐなハンドル、お買い求めやすい価格で人気の一台です。
この自転車はスポーツ自転車としての走行を保つため、変速機はシマノ製のソラを採用。
前2段、後ろ9段の変速、ペダリングをアシストする電動モーターが特徴。
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/ypj-c/
標準装備でスピードメーターも付属しており、マルチディスプレイでバッテリー残量のチェックも可能。
別売りパーツを使えば、スマートフォンへの給電もできます。
後から挙げるタイプよりもバッテリーの持ち時間は少なめ。
モード | 一充電走行距離 |
「HIGH」モード | 14キロ |
「STD」モード | 22キロ |
「ECO」モード | 48キロ |
※1充電あたりの走行距離は、道路状況、走行モード、走り方、気温、車載重量などによって変わります。
バッテリーが25.2V/2.4Ahと小さめなので、どちらかというと近距離用と捉えたほうが良さそうです。
タイヤはママチャリよりちょっと細い28mm幅が付いています。
お値段は税別18万5千円。
YAMAHA YPJ-TC
続いてはヤマハのYPJ-TC。
この自転車の特徴は、大型バッテリーで走行距離が長く、フロントサスペンションつきで段差もラクラクこなせること。
荷台や泥除けが標準装備されているので通勤で使いやすい状態になっていることです。
変速機はYPJ-Cと同じく、シマノ製のソラ。
前2段、後ろ9段の変速が付いているので、スポーティーな走行が可能に。
ディスクブレーキになっているので雨の日でもブレーキ力が落ちにくいのも通勤ではメリット。
モード | 一充電走行距離 |
ハイモード | 91キロ |
スタンダードモード | 112キロ |
エコモード | 153キロ |
プラスエコモード | 237キロ |
※1充電あたりの走行距離は、道路状況、走行モード、走り方、気温、車載重量などによって変わります。
バッテリーが13.2Ahと大型ですのでハイモードでも91キロも走行できるのは大きなメリット。
ママチャリのタイヤ幅に近い、35mm幅のタイヤがついているので乗り心地もいい。
もちろんスピードメーターなども標準装備されています。
バッテリー給電型のライトも標準装備されているので、買ってすぐに通勤で使えるスペックとなっています。
お値段は税別30万円。
YAMAHA YPJ-EC
こちらのYPJ-ECは、前のYPJ-TCとは異なり荷台や泥除けがついていないシンプルなモデル。
フロントのサスペンションも付いていません。
YPJ-ECは大型バッテリー搭載で、1充電あたりの走行距離を伸ばしています。
モード | 一充電走行距離 |
ハイモード | 89キロ |
スタンダードモード | 109キロ |
エコモード | 148キロ |
プラスエコモード | 222キロ |
※1充電あたりの走行距離は、道路状況、走行モード、走り方、気温、車載重量などによって変わります。
13.2Ahの大型バッテリー。
こちらも変速機はほかの自転車と同様、シマノ製のソラ(前2段、後9段)を採用。
スピードメーターも付いていますし、バッテリー給電型のライトも装備。
タイヤ幅はママチャリに近い35mm幅のタイヤ。
お値段は税別26万円。
YAMAHA自転車の特徴
YAMAHAの電動アシスト自転車は日本で草分け的存在。
ママチャリタイプの電動アシスト自転車も、YAMAHAは人気が高く使用者数も多い。
YAMAHA最大の特徴はこちらです。
YPJは全車3年間盗難保険付き
PAS/YPJをお買い上げ後3年以内に盗難にあわれた場合、本体価格の30%(1年目及び2年目)、50%(3年目)をご負担いただくだけで同型車の新車をお求めいただけます。
(保険期間中、同型車のメーカー希望小売価格が上昇した場合、差額をご負担いただくことになります。)
普通のママチャリよりもはるかに高価なので盗難されないか心配。
ヤマハのYPJシリーズには3年間の盗難保証が付いているので、万が一の際も格安で同じ自転車を手に入れることが可能です。
ほかにもロードバイクタイプ(ドロップハンドル)のものや、マウンテンバイクタイプもありますが、通勤向きなのはこの3種。
弊サイト管理者から見た用途はこちらです。
車種 | エコモード走行距離 | 特徴 | 用途 |
YPJ-C | 48キロ | やや細めのタイヤと小型バッテリー | 近距離・通勤向き |
YPJ-TC | 153キロ | サスペンション・荷台・泥除け装備 | 長距離向き(通勤やツーリング) |
YPJ-EC | 148キロ | 大型バッテリー | 長距離・通勤向き |
通勤で使うなら、YPJ-ECが一番使いやすそう。
フロントのサスペンションがあると乗り心地は良くなりますが、重くなるので荒れた道路を走るのでなければ必要性は薄いかも。
是非コロナ禍の通勤自転車選びの参考にしてください。