コロナ禍で新たに自転車通勤を始めようとしている方が多い時代。
今まで運動していなかった方にとっては、継続できるのか?という疑問も沸いてきます。
最も自転車通勤に適した距離はいったいどれくらいなのでしょうか?
9割弱は10キロ未満
自転車保険大手のAU損保の調査結果。
出典:https://www.au-sonpo.co.jp/corporate/news/detail-237.html
AU損保の調査によると、3キロ未満が最も多く約35%。
3~7キロまでが約31%となっており、10キロ未満までを含めると約87%になります。
中には15キロ以上を自転車通勤している人もいらっしゃるようですが、これくらいの距離になると運動習慣がある人や、自転車趣味の方が増えてくるのだろうと思われます。
初めて自転車通勤をする方にとっては、自転車で10キロも走るなんて夢のまた夢。
無謀過ぎると思う方も多いのではないでしょうか?
無理なく自転車通勤できる距離を
コロナ禍で満員電車には乗りたくないと思い自転車通勤を開始する方は多いようです。
しかし、通勤で疲れてしまって仕事にならないようだと本末転倒。
また距離が長くなればそれだけ汗もかきますから、服装やニオイの問題も考えないといけない。
人それぞれ、どれくらいの距離までなら毎日自転車通勤できそうか?というハードルは違うと思いますので、まずは一度、休日にでも会社まで自転車で行ってみるのがいいと思います。
自転車通勤初心者さんが、無理なく継続できるとしたら、5キロ未満かなとは思います。
また、最初から週の全てを自転車通勤しようと考えると疲れるかもしれないので、最初は週の半分を目安に始めてみるのがいいでしょう。
お勧めは電動アシストタイプ
自転車通勤で疲れにくいとしたら、やはり電動アシストタイプの自転車です。
ママチャリ型の電動アシスト自転車だと、スピードは出ませんので長い距離には向きませんが、スポーツタイプの電動アシスト自転車(E-BIKE)も最近は購入される方が増えているそう。
ただしこれらの自転車は、お値段は結構高い。
20万を超えるような自転車も多く、自転車に20万出すという価値を見出せない方も。
となるとスタンダードなママチャリが最も利便性は高いので、まずは自宅にある自転車でどれくらいの距離なら無理なく通勤できそうなのかを試してみましょう。
また、電動アシストタイプではなく、スタンダードなクロスバイクであれば10キロくらいの距離は余裕。
サイクルベースあさひさんの独自商品ですが、プレジションシリーズだとクロスバイクの中では安めの値段で購入できます。
気をつけたいのは、商品名にクロスバイクと記載されていても、走行性能が著しく低いものもあること。
クロスバイク風の外見をしたママチャリもあるので、ホンモノのクロスバイクは最低でも4万円以上はかかることを覚えて置いてください。
クロスバイクで人気が高いのはルイガノやジャイアントです。
せっかく始める自転車通勤ですから、無理なく継続できる距離と自転車を選びましょう。