電動自転車(モペット)は乗ると違法。

今の時代、電動アシスト自転車が普及しているが、似ているけど全く違うものに「フル電動自転車」とか「モペット」と呼ばれるものがある。
電動アシスト自転車の場合、乗り手がペダルを踏む力に対して、モーターがアシストをする。
あくまでも人間が動かす力を補助するのが電動アシスト自転車。

しかしフル電動自転車とかモペットと呼ばれるものには、アクセルが付いている。
ペダルを踏まなくても前に進む。

フル電動自転車の位置付け

フル電動自転車は、法律上は自転車ではなく、原付になる。
そのため、乗るにはライトやブレーキランプ、ウインカー、クラクション、バックミラーなどをきちんと装備した上で、ナンバープレートを取得しなければならない。
さらに自賠責保険の加入も義務になっているし、ヘルメットを着用しないと乗ることも出来ない。

モペットは見た目は電動アシスト自転車に似ているが、電気やガソリンで作動する原動機を備え、ペダルをこがなくても手元のスロットルを回すと進む。法令上は原付きバイクと同じ扱いで、バックミラーなどの装備のほか、運転免許や自賠責保険への加入、ヘルメットの着用が必要だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/65a9fb8d9b40d9140f2edbf7b96dff00ddf17f25

残念ながら、きちんと理解せずに乗ってしまうと逮捕されてしまう。
無免許、無保険運行などで逮捕されてしまうのだ。

バッテリーをオフにしても

バッテリーをオフにした状態で、ペダルを足で踏んで進むのなら問題ないのかというと、実はこれも違法になる。
きちんとナンバープレートを装備し、自賠責も加入し、ヘルメットを着用した上で車道をペダルを漕いで進むなら違反ではない。

しかし、バッテリーを切っていれば自転車だと勘違いする人もいる。
ごく一部に、法律上、自転車と原付のモードを切り替えることができ、自転車モードであれば自転車として乗れるものもあるにはあるが、これは例外。
ほとんどのフル電動自転車は、バッテリーをオフにしてもナンバープレートもヘルメットも装着していないと違法になってしまう。

このようなフル電動自転車は、通販で簡単に手に入る。
通販サイトでもしっかり説明されていないものもあるが、あくまでも原付なのでキチンとナンバープレートを取得し、ヘルメットを着用して車道しか走れない乗り物。
使い方を知らなかったというのは言い訳にもならない。
免許を持っている人であれば減点されて免許取り消しになるリスクもあるし、免許を持っていない人であれば無免許運転と整備不良で逮捕されることもある。

安易に乗らない

たかだか自転車と思って甘く見ていると、本当に逮捕されるリスクがある乗り物。
電動キックボードも原付扱いなので、きちんとナンバープレートを取得して、保安器も整備して、自賠責に加入し、ヘルメットを装着していない状態で乗ると違法になる。

おもちゃの延長で考えていると、普通に逮捕される。
安易に乗ると痛い目に遭うだろう。


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