ロードバイクを買うと、多くの場合低グレードのタイヤが付いています。
ロードバイクの走りはタイヤ次第で一変する。
グレードアップするならまずはタイヤからです。
今回はオススメのロードバイクタイヤを。
目次
いいタイヤの条件
ロードバイクのタイヤは、高いタイヤだと一本1万円を超えるようなものもあれば、2000円台で買えるものも。
何が違うのかというと、転がり抵抗やグリップ力です。
自転車のタイヤは、地面とタイヤで起こる抵抗がある。
転がり抵抗が低いというのは、地面との抵抗が低くよく転がっていく状態。
かといって、グリップ力が低くては話になりません。
いいタイヤは重量的にも軽量になっていますが、それ以上に転がり抵抗が低くグリップ力も高いのが条件です。
タイヤの性能を決めるのは、ケーシング層のTPIと、表面のゴムのコンパウンド。
ケーシング層にどれだけの繊維があるかをTPIという単位で表現します。
TPIが大きくなるほど、タイヤはしなやかになり転がり抵抗も減る。
ただしTPIが大きくなるとタイヤの寿命は落ちる傾向にもあるので、普段使いではTPIを抑えたタイヤのほうがいい場合も。
表面のコンパウンドはタイヤの性質を決める重要な部分で、しなやかなゴム、耐久性が高いゴムなど様々。
純粋に走りを楽しみたいならTPIが大きくレース向きのタイヤのほうが楽しい。
普段使いでは耐久性重視のタイヤを使うという人もいます。
おすすめタイヤ5選
コンチネンタル GP5000
ロードバイク界では最も評価が高いタイヤの一つで、愛好家も多いのがコンチネンタルのGP5000。
レース用タイヤとしては耐久性も高く、それでいて転がり抵抗が低いのが特徴。
TPIは330。
タイヤサイズ | 重量 |
23c | 200g |
25c | 225g |
28c | 240g |
ヴィットリア コルサ
コンパウンドにヴィットリアが得意とするグラフェン2.0を使用。
320TPIのコットンケーシングで転がり抵抗も低く、乗り心地もいいタイヤ。
タイヤサイズ | 重量 |
23c | 245g |
25c | 255g |
28c | 270g |
ピレリ P ZERO RACE
人気が高いピレリのタイヤ。
このタイヤは120TPIとケーシングは少なめだが、軽量性で定評が高いタイヤ。
タイヤサイズ | 重量 |
26c | 205g |
28c | 225g |
30c | 245g |
パナレーサー Race A Evo4
日本のブランドパナレーサーのレーシングモデル。
A=オールラウンドを意味し、軽量性と耐久性のバランスがいい。
タイヤサイズ | 重量 |
23c | 200g |
25c | 230g |
28c | 240g |
ミシュラン パワー ロード
人気が高いミシュランのパワーロードは、X-RACEコンパウンドにより乗り心地を良くし、転がり抵抗を軽減。
TPIは3×120と多め。
タイヤサイズ | 重量 |
26c | 223g |
28c | 235g |
30c | 255g |
完成車についているタイヤは
完成車に付いているタイヤは、低グレードのタイヤがほとんど。
上記のタイヤに変えると、圧倒的な転がり抵抗の低さやグリップ力など、ロードバイクが全く違うバイクになったかのような錯覚すら起こすような魔法の道具。
まずはタイヤをグレードアップして、走りを変えましょう。