近年ロードバイクにもディスクブレーキ化の流れが押し寄せています。
従来のロードバイクというと、リムブレーキが主。
ホイールの外周部であるリムをブレーキキャリパーで挟んで、減速させる仕組みです。
ロードバイクのブレーキキャリパーは105以上がオススメになります。
105以上のブレーキキャリパー
シマノの場合、変速機と同様にブレーキキャリパーもグレード別に設定されています。
上から順に、デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラ、ソラ、クラリスと6つのグレードがある。
このうちレーススペックと言われるのが、デュラエース、アルテグラ、105の3つ。
この3つのグレードについては、ブレーキキャリパーで使用されているブレーキシューが同じものです。
グレードが高いブレーキキャリパーの場合、制動力が上がり、コントロール性も良くなる。
低グレードのブレーキキャリパーだと、ブレーキレバーを握ってもキャリパーの剛性が低く、ブレーキシューも低湿なのでなかなか止まらない。
グレードが高いブレーキキャリパーほど、軽い操作でしっかり止まってくれるメリットがあります。
頑張って握ってもなかなか止まらないブレーキなんて、怖くて使えませんよね。
105以上のブレーキキャリパーであれば、ブレーキアーチの剛性も高くシューもしっかりしているため、多くの人が満足できるスペックです。
タイヤのグレードも関係する
リムをブレーキキャリパーで挟んでも、実際にブレーキの力はタイヤと地面の摩擦力で発生します。
タイヤが低質であれば、単にスリップしやすくなるだけで意味が無い。
いいタイヤを使うことも、安全性を高める手段となります。
ロードバイクを買うと、多くの場合低グレードのタイヤが付いています。 ロードバイクの走りはタイヤ次第で一変する。 グレードアップするならまずはタイヤからです。 今回はオススメのロードバイクタイヤを。 いいタイヤの条件 ロードバイクのタイヤは、高いタイヤだと一本1万円を超えるようなものもあ...
タイヤのグリップ力が低ければ、ブレーキキャリパーのグレードが高くても意味がありません。
いいタイヤといいブレーキキャリパーを使って、安全性を高めると同時に走りも向上させることが出来ます。
クラリス完成車、ソラ完成車を買ったとしても、ブレーキとタイヤはケチケチしないことが大切。