電動アシスト自転車には、専用のタイヤを。
自転車のタイヤの中には、「電動アシスト自転車用」となっているタイヤもある。
一体何が違うのだろうか?
電動アシスト自転車は、重い
電動アシスト自転車は、普通のママチャリと比べると圧倒的に重い。
普通のママチャリがおおよそ18キロ前後なのに対し、電動アシスト自転車(ママチャリタイプ)は30キロ以上。
重たい分だけタイヤへの負荷も大きくなるので、普通のママチャリ用タイヤではすぐに摩耗してダメになってしまうのだ。
普通のママチャリ用タイヤは、安いものもあるし、ブリヂストンなどブランド製タイヤだと高くなる。
IRCもタイヤメーカーとして評価が高いが、値段もちょっと高くなるのが一般的。
高いタイヤのほうが、ママチャリの場合は高品質で摩耗しづらいことが多い。
結果的に長く使えるため、タイヤはケチらないほうがコストとしては安くなる。
あえて、ブランド製タイヤを選択する
ママチャリ用タイヤと言ってもピンキリだが、評価が高いのはIRC製のタイヤだろう。
ロードバイクなどでも評価が高く、愛用者は多いのがIRCの特徴。
電動アシスト自転車の場合、特に後輪へ負荷が大きくなる。
前輪は電動アシスト用タイヤではなくとも、後輪は電動アシスト自転車用のいいタイヤを選択したほうが実は賢い。
安いけど、数ヶ月でひび割れするタイヤ。
高いので、長く使えるタイヤ。
トータルコストで見た場合、高いタイヤのほうが実はお得なことも多い。
スポーツ自転車、特にロードバイクの場合には、走りの性能にタイヤが大きく関わる。
完成車を買うと低質なタイヤが付いてくることが多いが、いいタイヤに交換すると走りが一変する。
電動アシストのママチャリの場合、アシスト力が強いのでタイヤの性能差はわかりにくいポイントではあるが、長く使えるという点では実はお買い得なのがいいタイヤ。
少々お金を掛けてでも、いいタイヤを選択したほうが賢いと言えるだろう。