自転車、特にママチャリの修理となるとよく聞くのはぼったくりではないのか?という声。
実際、ボッタクリのような修理をする自転車店もあるので注意が必要になる。
事例1 見積もりは3万5千円、他店では5千円
弊サイト運営に寄せられた声の中では、最も高額な見積もりだった事例。
自転車の車輪を支えている針金(スポーク)が折れたために自転車店に持っていったところ、車輪全て交換する必要があると言われ3万5千円の見積もりを出された事例。
ユーザーさんは納得いかなかったため、一度保留にし他店に持ち込んだところ、スポークを新品に交換し5千円弱で修理が完了したそうだ。
その後トラブルも出ていないようなので、最初に持っていった自転車店の見積もりは高すぎると言っていいだろう。
事例2 買い替えしかないと言われた事例
こちらも車輪のトラブル。
後輪ブレーキの調子が悪いため自転車店に持ち込んだところ、後輪がもうダメになっているから車輪を交換する必要もあると言われ、総額1万5千円くらいと言われた事例。
見積もりに納得がいかなかったため他店に持っていったところ、ブレーキの調整と後輪を少し調整しただけで3千円で修理が完了。
事例3 まだタイヤを交換してそんなに経っていないのに
ママチャリがパンクしてしまったため自転車店に持っていき預けたところ、引き取り時にタイヤもダメになっていたから交換したと言われタイヤ交換代とチューブ交換代を請求された事例。
タイヤは交換してまだ半年も経っていなかったようだ。
このケースでは、ユーザー自身がタイヤをチェックしてタイヤはまだ全然大丈夫だったことを確認していた。
ダメになっていたタイヤを見せてくれと言ったところ、既にタイヤは処分してしまったと言われたそうだ。
納得いかないときは他店に意見を聞く
医者でもセカンドオピニオンという言葉があるが、見積もりに納得がいかないときには一度他店に聞いてみることも必要だ。
3万5千円の見積もりが、5千円弱で完了するとなるとユーザーも不信感を持って当然と言える。
ちょっと厄介なのは、自転車店に預けての修理だ。
この場合、可能であれば店主と一緒に状態を確認し、納得した上で預けた方がいい。
気をつけたほうがいいのは、不在時でも修理してくれる出張自転車修理店。
不在時に修理してもらえて便利な面もあるかもしれないが、本来不要な修理をされることもあるため、残念ながら正しい修理が行われたのかどうかはわからない。
出張自転車修理店も、このようなトラブルを回避するため、どこも立ち合いを求めることが多い。
見積もりに納得することと、できる限り修理には立ち会っておくことが重要と言っていいだろう。