自転車用のライトは、基本後付け。
そのため、自由に角度を調整できます。
ハイビームは道交法でも問題があるだけでなく、安全性を大きく損なう原因にもなります。
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最近の自転車用ライト
自転車用ライトにも、1万円を超えるような高級ライトが増えています。
キャットアイのボルト1700は、最大1700ルーメンという自転車用ライトではかなり明るいもの。
暗い夜道では圧倒的な安心感があり、前方視野の確保でも心強い。
その一方、このような強力ライトの角度を間違うと、対向車や歩行者は目が眩んでしまい危険なことになる。
水平よりもやや下げるようにセッティングして、対向車が眩しいと思わないようにセットすることが大切。
ライトをセットしたら、10mくらい離れて真正面から確認して眩しいと思わないような角度になっているか確認することも大切。
自分の視野が確保されても、対向車が眩しくて視界を失ってしまったら全く意味がありません。
自転車用ライトの規制が強いのはドイツ。
ドイツでは独自の自転車用ライトの規格があり、上方向の光をカットするようなものでないと違法になってしまう。
自転車ライト最大手のキャットアイでは、ドイツ仕様のGVOLTシリーズを出している。
Gというのはもちろん、GARMANYのGだ。
このGVOLTシリーズ、日本でも販売がある。
実は日本でも人気があり、上配光をカットしているので対向車に眩しい思いをさせることなく安心して使えるのがポイントだ。
ママチャリライトは角度調整が出来ない
ママチャリ用のライトでは、基本は角度の調整が出来ないようになっている。
多少の変更はしようと思えば出来るが、ロードバイクやクロスバイクで使うような後付けライトに比べると調整できる幅は小さい。
ママチャリ用ライトはLEDが増えているが、そこまで強力なライトになっていることは少ない上に、ライトの場所も低めになっている。
眩しい思いをさせるリスクは大きくないので、あまり気にする必要はなく、買った状態のまま使っても問題ない。
ライトの目的
自転車ライトの目的は二つある。
一つは、自分自身の視野を確保することだ。
暗い夜道に前が見えないと、危険すぎる。
もう一つ大切なのは、歩行者や対向車などに、自転車の存在を知らせること。
自転車がいることに気が付かずに、横断歩道ではないところで横断する歩行者もいる。
対向車が自転車の存在に気が付かずに、右折を開始してしまうこともある。
自分自身の視野の確保と、自分自身を知ってもらうためのライト。
いいライトを使うことが好ましいが、その角度には十分気を付けよう。
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