街中を見渡すと、実に様々な自転車を見かける。
最も多いのはシティサイクル(ママチャリ)。
クロスバイクやロードバイクも見かける。
コロナ禍で自転車需要が増えているので、自転車事故の報道も増えている。
目次
ヘルメットを被らない理由
一般的に言われる自転車ヘルメットというと、ロードバイクに乗る人が使っているスポーティーなデザインものが多いだろう。
ロードバイクをスポーツとして乗っている人には、もはや必須のアイテムと言ってもいいほど普及している。
とは言っても、ママチャリでこのようなヘルメットを被っている人は、皆無に近い。
ママチャリでヘルメットを被らない人の意見を聞くと、多くはこのようなものだ。
・ママチャリなのに大げさ
・不自然で恥ずかしい
・髪型が崩れるからイヤ
・必要性を感じない
・蒸れてハゲそう
ロードバイクに乗って、専用のサイクルウェアをビシッと着こなしているなら、このようなスポーティーなヘルメットでも違和感がない。
むしろロードバイクでノーヘルのほうが違和感があると言っても過言ではないほど、ロードバイクではヘルメットが当たり前になっている。
ヘルメットを被る理由
ヘルメットを被る理由は単純で、万が一転倒した時に、頭部を守ることにある。
頭部を強く打ち付けると、致命傷になってしまう恐れが高い。
手足を強く打ち付けても骨折する程度だが、頭を強く打ち付けると人はあっけなく死んでしまう。
警察庁の発表によると、自転車の交通事故で死亡した方のうち、約6割は頭部の致命傷とされている。
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html
令和2年のデータでは、ヘルメットを被っていない人の致死率は、ヘルメット着用車に比べて約3倍高いとなっている。
ママチャリで転ぶなんて大げさだよと思う人もいるかもしれない。
事故で多いのは、出会い頭の衝突。
後ろから車が突っ込んでくることもあるだろうし、自分の努力だけでは事故を防ぐことはできない。
絶対に死なない保証はない
ヘルメットを被っていたとしても、絶対に死なないなんて保証はない。
ヘルメットを被ることで、死亡事故が怪我で済む可能性は当然ある。
最近はスポーティーなヘルメットだけでなく、カジュアルヘルメットも増えている。
死んでしまってから後悔しても遅いので、シティサイクルでもヘルメットを被ることを考えたほうがいい時代。
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