コロナ禍で自転車通勤する人が増えていますが、長距離であればスポーツ自転車を選び、5キロ程度ならママチャリや電動アシスト自転車を選ぶようです。
スポーツ自転車(ロードバイクやクロスバイクなど)の場合、ライトなどは別売りが基本。
スポーツ自転車は最低限のパーツしかついていないため、ライトやベルなども別売りになっていることがほとんどです。
ママチャリはライトやベルなどが標準装備されているのが一般的です。
ママチャリで通勤する人が、より安全性を高める方法をご紹介。
フロントライトを増設する
ママチャリの場合、フロントライトは標準装備されており、かつ後ろ側には反射板が付属していることが一般的です。
より安全性を高めたいのであれば、ライトを後付けで増設してしまうのがオススメ。
ママチャリのフロントライトはそれほど明るくないものが多く、対向車や歩行者からも自転車の存在に気が付いてもらえる確率が下がってしまいます。
そこでちょっといいフロントライトをママチャリに増設するのがオススメ。
自転車ライトの明るさはルーメンという単位で表示することが一般的ですが、スポーツ自転車の場合は最低でも400ルーメン以上あったほうがいいと言われます。
ママチャリの場合はスポーツ自転車よりも速度域が低いのですが、400ルーメンあれば上等。
キャットアイのVOLT400。
ガシロン V9CP400。
オーライトRN400。
このあたりを増設すると、ママチャリの安全性は一気に上がります。
400ルーメンと謳っていても無名ブランドの場合それほど明るくないこともあるため、この三社あたりが鉄板です。
注意点ですが、増設したライトだけ盗まれてしまうこともあります。
面倒ですが駐輪するたびに取り外しておいたほうが無難。
なお、ライトをカバンなどに入れるときは、カバンの中でスイッチが入ってしまい、火事の原因になることがありますので無造作に入れないこともポイントです。
リアライトを増設する
ママチャリの場合、後部は反射板だけのことが一般的。
自転車は車道を走ることがルールですので、後ろからの追突を防ぐためにもリアライトを増設するとより安全性が高まります。
リアライトで評判がいいのは、最大手のキャットアイ。
それほど高いものではなくても問題ありません。
高級なモデルだと、加速度センサーによるブレーキランプ機能も付いてます。
交通ルールを守る
当たり前のことですが、信号を守ることが大切。
コロナ禍で自転車利用者が増えていることもあり、自転車事故件数も増加しています。
車道の逆走も大変危険です。
ルールは、車道の左端を走ること。
道路によってはマークで自転車が走る方向と位置が示されています。
歩道を走るときは、徐行がルール。
ママチャリで安全性を高めるには、一番はライトの増設です。
スポーツ自転車では、デイタイムライトといって日中でもライトを点けている方も増えています。
ママチャリ事故も増えていますので、特に夜の帰り道の安全性を高めるにはライトの増設がオススメです。