日本のブランド、コーダーブルームというと軽量クロスバイクのRAILが有名。
その中でもRAIL ACTIVEは、バランスに優れた有力クロスバイクの一つだと考えます。
RAIL ACTIVEに注目すべき3つの理由について。
値段と重量のバランスがいい
RAIL ACTIVEですが、定価が税込57,200円とクロスバイクの中では安め。
その割には重量にもこだわっていて、ロードバイク並みの軽量フレームEAST-Lを採用しています。
EAST-Lはフレーム重量が1350g。
ロードバイクの軽量アルミフレームだと1100g程度のものもありますが、エントリーグレードと言われるアルミフレームでは1500gを超えるものが多数あるのが現実。
クロスバイクでも軽量なアルミフレームを使っているので、クロスバイクの重量も9.9㎏に抑えられています。
三段階に分けてフレームの厚みを変えているトリプルバテッド採用。
軽量なアルミ素材にもこだわり、一般的なアルミフレームよりもワンランク上のアルミを使っていることでも評価が高い。
変速数が2×8
一般的なエントリーグレードのクロスバイクだと、3×8変速が主流。
しかしRAIL ACTIVEでは、2×8変速となっています。
一般的なクロスバイクよりもフロント変速が一枚少ないのですが、フロントの一番軽いインナーギアは相当な激坂で使うかどうかのギア。
ほとんどの人は無くても問題ありません。
フロント変速が3枚よりも2枚のほうが、変速性能もよくなります。
また、フロントが3枚あると、リアとの兼ね合いでチェーンが斜めになり過ぎるギアが出てきてしまいます。
いわゆるたすき掛けと呼ばれる組み合わせですが、フロントがアウター(重い)、リアがロー(軽い)の組み合わせだと、3×8変速ではチェーンが斜めになり過ぎるため、使わないほうがいいギアとされています。
フロントが2枚だとそこまで斜めになり過ぎないのでまだ使えますし、なにより使わないギアを一枚排除しているので軽量化にも繋がります。
付属パーツも充実している
RAIL ACTIVEの付属パーツはこのようになっています。
フラットペダル、高輝度ライト、キックスタンド、ベル、リフレクター
ほとんどのクロスバイクは、ペダルやリフレクターは標準装備されています。
しかしライト、キックスタンドは別売りが主流。
クロスバイクのような自転車だと、キックスタンドがあったほうがやはり便利。
買ってそのままの状態で、一通り装備が揃っているのが大きな利点です。
他社クロスバイクだと、キックスタンドは標準装備されていないことが一般的。
市販のスタンドが取付可能かどうかは、実物を合わせてみないとわからないこともありますし、数千円余計に掛かる。
最初から装備されているのは便利です。
ライトについても、他社であれば別売り。
最初からライトが付いているので、もし夜間走行でライトの照度がもっと欲しいと思うなら付け足しで買えばいい。
買いやすい手頃な値段、軽量性、ギアの使いやすさ、装備品など充実のクロスバイクがコーダーブルームのRAIL ACTIVEといっていいでしょう。