コロナで自転車需要が高まっているこの時代。
ロードバイクを買って通勤に使う人も増えているそうです。
通勤目的で買ったロードバイク、乗ってみたら楽しくて趣味になった人もいます。
ロードバイクは普通の自転車とは異なる面があるので、見合った工具を持ち歩くことが一般的です。
ロードバイクのパンクは自力で直す
ママチャリに乗っていてパンクした場合、自転車店に持っていき、パッチ修理してもらうのが一般的です。
しかしロードバイクの場合は、パッチ修理はせず、新品のチューブに交換することが一般的。
この理由は、ロードバイクのチューブは細いためパッチ修理が困難なこと。
さらに、ママチャリよりもはるかに高い空気圧で乗るため、パッチ修理だと持たない可能性があることが理由です。
そのため、パンク対策としてチューブ交換するための工具が必要。
ロードバイクの場合、クイックレリーズやスルーアクスルにより、レバーを起こすだけで車輪が外せます。
そのため、車輪を外すための工具は不要です。
車輪からタイヤを外して、チューブを交換する工具が必要になります。
まず必要なのが、タイヤレバー。
タイヤレバーであればどれでもいいですが、金属製のものは避けたほうがいいでしょう。
金属製のタイヤレバーは、ママチャリ用です。
ロードバイクで使うと、車輪を傷める原因になります。
シュワルベのタイヤレバーが評判がいいようです。
タイヤを外せばチューブを取り外して、新品のチューブを入れます。
もちろん新品のチューブを持っていないと意味がありません。
タイヤサイズにあわせて買っておく必要があります。
チューブを入れたら、今度は空気を入れないといけません。
そのため、携帯用の空気入れが必須。
近年評判がいいのは、ランドキャストのマジックポンプ。
押すときだけでなく、引くときにも空気を送り込むことが出来るツインターボを採用しているのが特徴です。
携帯用空気入れの場合、空気圧が上がるにしたがって、ポンピングがものすごく重くなりますが、マジックポンプは重くなりづらい構造を採用しています。
もしくはCo2インフレーターで一瞬で空気を入れる人も多いようです。
Co2インフレーターの場合、失敗する人が一定数います。
念のため携帯用空気入れも持っておいた方がいいでしょう。
緊急時のトラブルに
ロードバイクに乗っていて滅多に必要になるものではありませんが、六角レンチやドライバーなどの工具もあると便利です。
ロードバイクに乗る人は、このような携帯型の工具を持っていることが多いです。
サドルの高さを変えるときや、ちょっとしたセッティングを変えるにも工具が必要になります。
ママチャリの場合、サドルの高さを変えるには工具が不要でレバー操作だけで出来るタイプが多いですが、ロードバイクでは採用されていません。
タイヤに大きな穴が開いたときのために
ロードバイクに乗っていてパンクした時に、チューブを交換してまた走り出します。
タイヤに大きめの穴が開いてしまった場合には、チューブを交換してもまたすぐにパンクすることがあります。
そのため、タイヤの穴を裏から補強するパッチがあります。
タイヤブートというものです。
タイヤに致命的な穴が開いてしまっても、とりあえず家に帰れるくらいの応急処置が可能です。
穴が大き過ぎる場合には諦めるしかありません。
あくまでも応急処置なので、家に帰ってからタイヤ交換しないと危ないこともあります。
普段からタイヤの表面を確認して、穴が大きいときには早めにタイヤ交換することが一番いいのは言うまでもなく。
合った方がいいもの5点まとめ
合った方がいいのは、タイヤレバー、携帯用空気入れ、Co2インフレーター、簡易工具、タイヤブートの5点。
また消耗品の新品チューブが必要です。
これらを収納するためのサドルバッグもあったほうがいいいでしょう。
サドルバッグは大きいほうが収納力が上がりますが、大き過ぎると乗っていて重く感じますし、邪魔に感じることもあります。
必要最低限のものが入るくらいで選んだほうがいいでしょう。
人によっては、パンクしてチューブ交換するときに手が汚れないように、ビニール手袋を入れているケースや、手を拭けるようにとウェットティッシュを入れていることも。
このあたりはお好みでどうぞ。