中古電動アシスト自転車を買うときに、注意したほうがいい3つのポイント。

近年、電動アシスト自転車は普及度が高まり、一般的なものとなっています。
電動アシスト自転車を新品で購入すると、10万円は超えてきます。
どうしても高価になるのがネック。

そのため、中古の電動アシスト自転車市場もそれなりに需要が多く、ヤフーオークションやメルカリなどの個人売買だけでなく、中古電動アシスト自転車専門店もあります。

少しでも安く買いたい人が多いということなのでしょう。

電動アシスト自転車

電動アシスト自転車は、バッテリーによりモーターを動かして、ペダルをアシストしてくれます。
バッテリーがあるからこそ動きますが、バッテリー無しでも自転車として乗れるのかというと、乗れなくは無いですが尋常ではないほど重く感じて前に進みません。

一般的なママチャリは、重量は18キロ前後と言われます。
電動アシスト自転車は30キロ近くあるので、電動の力に頼らずに自力で漕ぐのは、出来なくはありませんがひたすらツライのが現実です。

スマートフォンもそうですが、何回も充電しているうちにどんどんバッテリーの持ちが悪くなりますよね。
これは電動アシスト自転車でも同じです。

最近の電動アシスト自転車のバッテリーは、リチウムイオンバッテリーが主流。
それ以外のバッテリーだと、自転車の年式が古いことも多いです。


バッテリーの寿命に注意

中古電動アシスト自転車の場合、バッテリーが既に寿命を迎えていることもよくあります。
バッテリーが寿命を迎えていると、充電しても走行できる距離が短くなったり、坂でのアシスト力が弱くなったり・・・

バッテリーのメーカーによって調べ方は異なりますが、バッテリーの残量のほか、寿命も調べることができます。
パナソニックのバッテリーの場合、バッテリーのスイッチを一回押すと、充電残量がわかります。
長押しすると、今度はバッテリーの寿命が5段階などで表示されます。

バッテリーの寿命が1や2の場合、充電しても走行距離が短いこともあるため、バッテリーは買い替えが前提になることもあります。
個人売買で電動アシスト自転車を購入する場合は、バッテリーの寿命を聞いたほうが確実です。

バッテリーはそこそこ高価で、正規品だと3万円を越えるものも普通です。


中古専門店は、整備して売るわけではない

電動アシスト自転車の中古専門店もありますが、そういうところでは中古品を整備してから販売しているわけではないようです。
よほどの不良が出ていれば修理してから販売する可能性もありますが、原則としては整備せずにそのまま売ることが多い。

そのため、購入後に思わぬ不具合が発覚することも。

タイヤについても、ヒビ割れなどが目立つ中古電動アシスト自転車もありますので、そういうのはタイヤを交換することが前提と考えていいでしょう。
電動アシスト自転車の場合、実はタイヤも専用品です。
電動アシスト自転車用のタイヤというものがあります。


電動アシスト自転車は、一般的なママチャリよりもはるかに重たい。
そのため、普通のタイヤではすぐに磨耗して役に立たなくなるため、電動アシスト自転車用のタイヤがあるわけです。

ワイヤーが切れている場合は中古専門店で修理してから販売すると思いますが、タイヤなどの消耗品もあまり期待しないほうがいいでしょう。
前のオーナーが、ケチって電動アシスト自転車用ではないタイヤをつけていた可能性もあります。

電動自転車と間違わないように

電動アシスト自転車に似ているもので、電動自転車というものがあります。
これは見た目は自転車なのですが、アクセルがついているため、分類としては原付バイク扱いになります。

原付扱いになるため、ナンバープレートを取得して、自賠責保険に加入し、ヘルメットを被って、免許を持って車道を走らないと違反になってしまいます。

バッテリーを外していても、原付扱いには変わりありません。
ナンバープレートを取得せずに歩道を走ると、免許取消まで行くので注意が必要です。

中古品は

中古の電動アシスト自転車でも、きちんと整備してあるものならまだ何年も乗り続けることができます。
出来れば大手のメーカー品を選んだほうがいいでしょう。
電動アシスト自転車で大手というと、ヤマハ、ブリヂストン、パナソニックが評判がいいところです。

中国製のノーブランド品の場合、故障したときに日本には流通していないパーツが使われていることもあるため、避けたほうがいいでしょう。

電動アシスト自転車は、坂道では圧倒的にラク。
子供を乗せて保育園に行くにも、アシスト力でふらつきにくいため安全性も高いのが特徴です。

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