自転車ヘルメットが努力義務化。

4月から道路交通法の改正により、自転車のヘルメットが全年齢で努力義務化されます。
今までは子供にのみ自転車ヘルメットの努力義務がありましたが、大人も含まれまれるように改正されます。

改正前の道路交通法

(児童又は幼児を保護する責任のある者の遵守事項)
第六十三条の十一 児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

全年齢にヘルメットが努力義務化

自転車ヘルメットというとこのようなレーシーなタイプばかりなのですが、

最近は自転車用ヘルメットにもカジュアルタイプが増えてきています。
レーシーなヘルメットのビジュアルが気になる方は、カジュアルタイプのヘルメットを選ぶといいでしょう。



あくまでも努力義務なので、仮に被らなくても罰則はありません。
自転車ヘルメットが義務化されている国はほとんどなく、オーストラリアなどでは全年齢にヘルメットの義務がありますが、自転車ヘルメットが義務化されてから自転車利用者が激減したという報告もあり、必ずしもヘルメットがベストとは言えないように感じます。
ヘルメット以外にも保護性能は低くなりますが「カスク」というタイプもあります。


自転車ヘルメットは義務ではなく努力義務なので、被りたくない人は被らなくても問題ありませんし、ヘルメットではなくカスクでも何ら問題ありません。

様子見する人が多い

ロードバイクなど趣味性が高い自転車ではヘルメットを被ることはもはや常識ですが、ママチャリでヘルメットを被る人は少数です。
髪型が崩れる、面倒、駐輪場にヘルメットを置いたままで盗まれないの?など問題点はありますし、今のところ必ずしもみんながヘルメットを被るとは予想されていません。

あくまでも自分自身の保護なので「努力義務」になっていますが、自転車のような不安定な乗り物は転倒リスクが付きもの。
被らないよりも被ったほうが安全性は高まりますが、ヘルメットは事故を減らすのではなく、事故に備えるもの。
事故に遭わないように注意しながら乗ればそれで十分と考える人もいますし、ヘルメットの必要性は各自判断するしかありません。

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