自転車利用者が増えているといわれるこの時代、自転車事故は増えているとされています。
そんな中、車に後方から撥ねられる事故がありました。
逮捕容疑は、2月27日午後10時半ごろ、高崎市並榎町の国道17号で自転車(ロードバイク)を運転していた東京都港区南麻布の会社員、大岩賢さん(38)を後方からはね、約6・5メートルの高架下道路に自転車ごと転落させながら、逃走したとしている。大岩さんは首や腰、骨盤などを骨折する重傷。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f5efd66aa6d47ff316a66a2a4ea217dad599fbc
6.5mの高さから落とされて命が助かっているのも奇跡だと思いますが、このような事故を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
目次
標識を見逃さない
国道の高架橋ではよくある標識ですが、この事故があった道路の高架橋は、自転車の通行が禁止されています。
国道で違う道路を跨ぐように高架橋がある場所や、トンネルになっている箇所にはよく見かける標識です。
自転車の通行が想定されていない道路は、路側帯も狭く、自転車の通行には適していません。
後ろから迫ってくる車に対して逃げ場所もないので、自転車進入禁止の標識を見逃さないことが大切です。
ヘルメットの着用
この自転車事故では、被害者の方はロードバイクに乗っていてヘルメットを着用していたようです。
6.5mも下に突き落とされて頭部を直接打ち付けてしまうと、致命傷になってしまう恐れが高くなります。
ロードバイクに乗る人の間では、ヘルメットを着用することはもはや常識になっていますが、何かあったときには命を守ってくれるのがヘルメットの役目です。
安くてもいいので、何かしらのヘルメットを着用していくと、事故に遭ってしまったときに助けになることも。
ママチャリに乗る人にはこういうヘルメットがカッコ悪い、恥ずかしいと思うかもしれませんが、カジュアル用ヘルメットもあります。
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リアライトの装備
多くの自転車は、後部に反射板をつけているだけだと思いますが、リアライトをつけることでより早く自転車の存在を後続車にアピールできます。
近年はデイタイムライトといって、日中でもリアライトを点滅させているロードバイクが増えました。
少しでも安全性を高めるには、夜間は特に必須のアイテムです。
自転車の存在をアピールするために、2個、3個のリアライトを付けている人も。
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3つの備えを
道路標識をしっかり見落とさないことや、リアライトを点滅させることは、事故を予防する効果があります。
ヘルメットは事故に遭ってしまったときに、被害を軽減させるもの。
道路標識、リアライト、ヘルメットがあれば全ての自己を防げるわけではありませんが、この事故は自転車が通行できない場所で起きているため、道路標識を見落としていなければ起こっていない事故です。
少しでも安全に自転車ライフを楽しむために、日頃からの備えを大切に。