カーボンシートポストがズリ落ちるときにはコレ。

カーボンシートポストに変えたときに、きちんと締めたつもりでもだんだん下がってくることがあります。
そういう時には、フィニッシュラインのファイバーグリップがオススメ。

フィニッシュライン ファイバーグリップ


シートポストはクランプによる締め付けで固定されていますが、だんだん下がってきてしまう場合があります。
この場合、締めつけるトルクを大きくするか、摩擦係数を増やすかのどちらかになりますが、カーボンパーツは締め付けが強すぎると割れる恐れが出てしまう。
そのため、ファイバーグリップで摩擦係数を上げて固定する方法が一般的です。

フォークコラムにも使う場合がありますが、フレームメーカーによってはフォークコラムにファイバーグリップを使うことを禁止している場合もあるので、説明書を読んだ上で使うことが大切です。
どうしてもこのファイバーグリップの場合、カーボンパーツに微細な傷がつくことがあります。

トルク管理もしっかりと

カーボン製パーツの場合、締めつけるトルクが指定されていることが一般的。
トルクを管理するために、トルクレンチを使うこともロードバイクでは一般的です。


ただし注意点があります。
指定トルクの数字が書いてある場合、原則はそのトルク値よりも低い数字で締めることが大前提。
5Nで指定されていれば、これは製品が耐えられるマックスの数字なので、それよりも低いトルクで固定します。

ファイバーグリップを使う場合、摩擦係数が上がるためトルク値もやや低めで問題なく固定できることが多いですが、ファイバーグリップを使いさらに締め付ける力が強すぎるとカーボンパーツが割れる恐れもあるので、不安であれば自転車店に任せてしまったほうが無難です。

ファイバーグリップも、これだけの量はなかなか使いきれないので、自転車店にお願いしたほうがいいかもしれません。

関連記事

  1. パンク修理についてユーザーが望んでいること。

  2. 中古の電動アシスト自転車は、バッテリーに注意。

  3. 夏場のサイクリングに必須!熱中症を避ける4つのアイテム。

  4. 幼児2人同乗基準適合車・電動アシスト自転車の購入費用は、自治体から支援されるケースもある。

  5. 自転車盗難対策に!三ヶ島のEzyペダルはいかがですか?

  6. チェーン跳ねからフレームを守れ!チェーンステイプロテクター。

  7. 自転車通勤に最も適した距離は?9割弱が10キロ未満という結果に。

  8. FUJI MADCAPは2022年モデルでも注目のフラットバーロード。

  9. ブレーキシューは定期的に交換を。

  10. 自転車のスポークが折れたまま乗っても大丈夫?いえいえ、大変なことになりますよ。

  11. シェアサイクルで事故を起こしてしまったとき、自転車保険は下りるのか?

  12. ママチャリの空気が1日で抜ける!その理由は?