スポーツ自転車に乗る人は、ドリンクボトルをフレームに挿していることが一般的です。
このようなボトルケージを、ほとんどのスポーツ自転車は二つ設置することが可能。
自転車用のドリンクボトルはほとんどがプラ製。
保冷能力はゼロですので、夏場はヌルいドリンクになってしまいます。
自転車用保冷ボトル
自転車用の保冷ボトルは、大きく分けると二種類あります。
一つは一般的な自転車用ボトルと同じで、プラ製のもの。
中の構造がやや特殊になっているので、一般的なボトルよりは保冷能力があるものの、せいぜい1,2時間程度しか持たないタイプです。
もう一つは、魔法瓶タイプの金属製。
氷を入れておけば、それこそ5時間、6時間後でも冷たい状態をキープできます。
飲みやすさor保冷力
通常のプラ製の保冷ボトルは、ほとんどが走行中でもそのまま飲めるような飲み口になっています。
一方の魔法瓶タイプについては、蓋を開けないと飲めないため、走行中に飲むことは難しい。
プラ製保冷ボトル | 魔法瓶タイプ | |
保冷力 | △ | 〇 |
飲みやすさ | 〇 | △ |
どちらも一長一短。
プラ製ボトルなら、ボトルケージから取り出せばすぐに飲めますが、魔法瓶タイプの保冷ボトルは、ボトルケージから取り出して蓋を開けて飲むことになるため、走行中に飲むことは難しくなり、信号待ちなど停止中に飲むことになります。
熱中症の予防にも
暑くなってくるこれからの季節、身体をクールダウンさせながら自転車に乗ることは必須。
ヌルいドリンクでは熱中症リスクも高まります。
プラ製保冷ボトルは保冷力が弱いものがあるので大きな効果は望めませんが、金属製の保冷ボトルであれば、氷を入れておけば5時間後くらいでもまだ冷たく飲めます。
快適なサイクリングのために、ぜひ保冷ボトルを。