クロスバイクには通常、泥除けがついていません。
スポーツタイプの自転車は余計な装備をなるべく排除して軽量性と走行性を重視しています。
晴れた日に乗るなら、泥除けがなくても問題ありません。
しかし通勤通学などで雨の日や雨上がりにも乗るなら、やはり泥除けがないとびちゃびちゃになってしまいます。
目次
フルフェンダーor簡易型フェンダー
ママチャリの場合、タイヤにかなり近い位置に泥除けが標準装備されています。
タイヤと泥除けの位置が近いほうが跳ねて身体にかかるリスクは低くなりますが、スポーツタイプの自転車の場合、フルフェンダーよりも簡易型フェンダーのほうが多いようです。
フェンダーを選ぶときのポイント
フェンダーならなんでも設置できるわけではないため、いくつか確認が必要です。
フルフェンダーの場合には、ダボ穴がフレームやフォークにないと設置できない場合があります。
フルフェンダーの場合には、自転車店に相談したほうが確実でしょう。
簡易型フェンダーの場合、リアはシートポストに、フロントはフォークに設置するタイプが多い。
タイヤとのクリアランスがあるかどうかになるため、まずはタイヤサイズを確認することが大切。
クロスバイクのタイヤサイズはほとんどが700c。
太いタイヤほど外周が大きくなるため、「700×○✕c」の「○✕」と、フェンダーの対応サイズを確認しましょう。
オススメの泥除け
ブリヂストン ロードバイク用リヤフェンダー FD-SPR1
大手自転車ブランドのブリヂストンが販売するのは、リア専用のスポーツ自転車用フェンダー。
簡易型でシートポストに固定するため、ほとんどのクロスバイクに問題なく使用することができます。
シートポスト型は装着も簡単。
重量 | 約130g |
対応シートポスト径 | Φ25.4〜31.6mm |
対応タイヤサイズ | 26インチ、700C |
対応タイヤ幅 | 23C~35C |
マイパラス MG-02(前後セット)
フレームやフォークにブラケットを取り付けてしまえば、フェンダーはワンタッチで脱着可能。
26~28インチまで対応するため、700cのクロスバイクにも使うことが可能です。
トピーク TETRAFENDER M1 & M2 SET
自転車パーツブランドとして定評があるトピークのテトラフェンダーは、フォークやシートステイにベルクロストラップで固定するちょっと珍しいタイプ。
フェンダーから伸びた先端にあるのがベルクロストラップです。
インジェクションによる二重成型プラスチック + アルミ合金製ステーになっています。
重量 | フロント230g
リア360g |
対応タイヤサイズ | 26 〜29インチ(700cは可能) |
対応タイヤ幅 | 28mm |
ギザプロダクツ FI-119FR フェンダー セット
ギザプロダクツの前後セットのクロスバイク向けフェンダー。
フレームにアタッチメントを固定した後は、ワンタッチでフェンダーの脱着が可能になります。
ギザプロダクツ SW-663Rリアフェンダー
ギザプロダクツのリアフェンダーですが、工具なしでシートポストに固定するタイプ。
対応シートポスト径 | Ø22.2〜34.9mm |
重量 | 139g |
スポーツ自転車にフェンダーをつけることは必ずしも一般的ではないため、自転車店に行っても在庫がないことも多いようです。
大型自転車店なら多少あるかもしれません。