出張形態の自転車修理店が増えています。
運営者も何度か依頼したことがありますが、自宅に自転車屋さんが来てくれるので便利。
出張形態の自転車修理店の場合、大きく分けると三つのタイプがあります。
目次
出張自転車修理店の3つの形態
車で来てその場で修理
一番多いと思われるのは、車(バン)に工具やパーツなどを積んで自宅に来てくれる出張自転車修理店。
この場合、必要な工具やパーツは車に積んであるため、ほとんどのケースでその場での修理が可能になります。
もちろんですが、自転車店も先にどのような不調が出ているのかをヒアリングしているので、予想される必要なパーツを積んでやってくる。
中にはバンの後部がメカニックスペースになっていて、バンの中で修理するところもあります。
この形態の最大のメリットは、多くのケースでその場での修理が可能なこと。
必要な工具やパーツが揃っているので、よほど特殊なケース以外はその場で修理が完了することが多い。
スクーターで来て修理
中にはスクーターで自宅までやってくる出張形態の自転車修理店もあるようです。
このケースでは、先にどのような自転車の不調が出ているのかを聞いて、必要な工具やパーツを選んで持っていくようです。
そのため、実物を見たらパーツが足りない場合などは、その場で修理が完了しないこともあります。
ホイールの破損などのケースでは、振れ取り台と呼ばれるホイールを組むために必要な工具まではスクーターで持っていけないため、ホイールをお預かりして直して、またやってくるケースもあるようです。
スクーターで来る出張自転車修理店の場合、雨の日には休みになることも。
軽トラでやってきてお預かり修理
軽トラやバンなどで自宅まで来て、自転車を預かって店舗に持って帰って修理するタイプの自転車店。
サイクルベースあさひのサイクルポーターもこれになります。

自転車大手のサイクルベースあさひさんでは、サイクルポーターという出張修理制度があります。 あさひさんは全国各地に店舗があるので、かなりの範囲をカバーしている制度ですが、その具体的内容について見ていきます。 サイクルポーターの範囲 サイクルポーターで出張修理に対応している地域は、各店舗か...
この場合、引取り日時と返却日時を相談しないといけないという点ではデメリットになります。
その場で修理するわけではないため、乗れるようになるまでに時間が掛かる。
この形態の出張自転車修理店の場合は、修理完了後の引き取りは店舗でも出来ることがほとんどです。
とりあえず故障して動かせないので引き取りをお願いして、修理完了後に店舗で受け取りも可能。
サイクルベースあさひの場合は、軽トラの無料貸し出しサービスと、代車の無料貸し出しサービスもあるのが便利です。
乗れるようになるまでの時間が異なる
故障した自転車にすぐに乗る必要がある場合は、バンで来てその場で修理する形態の出張自転車修理店が一番便利と言えます。
もしくは、あさひのように代車貸し出しサービスがあるようなところが便利。
中にはせっかく出張で修理を頼んだにもかかわらず、乗れるようになるまで修理に時間が掛かるケースもあります。
どうしても必要なパーツが全て揃っているわけではないので、仕方が無い。
来てもらったらすぐに乗れるようになるという話ではないこともありうるので、注意が必要です。